「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

商売繁盛のヒント

先を見る力

ハウステンボスの澤田秀雄氏は、私との対談で次のように語っている。

「ここは足元の人口が少ないし、特に高齢化が進んでいる農村部が多いわけですよね。
あえてここに来たいと思わせるものを作る一方で、新しい技術をどんどん発信していくことも両面で考えています。
アジアの人が何かを見てみたい、ここに来たいと思わせるものをやって情報発信していかないと集客はダメだと思うんです。
そしてさらに加えて、ここは観光都市ですから新しい技術ができる、システムができる、新しいものが生まれる、そうすると若いベンチャー企業も訪れます。
若い世代が全国からあるいはアジアから来てくれるようにしていかなければならない。
発信も大事、来ていただくのも大事、そして素晴らしい物ができたら全国にあるいはアジアに出ていけばいいわけです」

「危機はチャンスです。
日本の西の端と捉えるか、アジアの中心と捉えるか。
アジアの中心と捉えれば、ここはアジアのど真ん中にあるんですけれど。
それはやり方、考え方によって将来10年先、20年先はアジアの憧れの地になる可能性はあるわけですね。
できるかできないかはさておき、ここに来たら楽しい、感動するものがいっぱいある、新しいビジネスがどんどん生まれる、ここは一度は来てみないといけないと、そして来てみたら楽しかったのでまた今度友だちを連れて来ようとか、そういう広大な構想のもとにアジアでは是非一度は行かなくちゃいけない場所になれば、面白くなるんじゃないですかね」

いまこそ、20年先を見る力が求められている。

女子力が光る

磐城実業エイトは、女性社長の会社。
そのしなやかな感性は、これら企業の成長と大いに関係していると取材して実感している。
インブルームもそうした「女子力企業」の代表例だ。
在宅主婦に仕事を提供したいと自らの体験をもとに野村洋子社長が起業した。
女性に特化した人材派遣業だが、そこに応募してきたある女性が収納に長けていたことから、お片付けアドバイスビジネスが始まったという。
人手不足の中で女子力に期待が集まる。