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2010年12月のバックナンバー

行く年に想う

2010年12月30日

多くの人を幻滅させながら何もそのことを感じない鳩山由紀夫さんに、小沢一郎さん、そして菅直人さん。
このくらい厚顔無恥でなければ政治家にはなれないことをあらためて日本国民に教えてくれました。

朝青龍も海老蔵も日本の伝統文化を守る高い世界にいて欲しい人だったのに、夜のネオン街での暴力沙汰でファンをシラけさせてしまいました。

消息不明の超高齢者が話題になりました。親によるこどもの虐待ももう珍しい事件ではなくなりました。政府は戦略的な説明もないまま単なる人気とりとしか思えないこども手当の増額に執念を燃やしていますが、その手当をもらいながらこどもの食事代にあたる給食費を滞納する親が後を絶たず、親の遊興費に流用されるケースも囁かれています。

人々は齢を重ねて進歩しているのでしょうか。
2010
年という年は確実に前に向かって歩を進めた年だったと言える人がどのくらいいるのか、私は正直懐疑的です。

人の弱さ、醜さ、だらしのなさを見るから私たちは「はやぶさ」の旅にすがすがしさを感じたのかもしれません。

国という組織を形づくる一番大切な信頼や絆、助け合い、愛しあう気持ちが萎えているのではないか。日本の素晴らしさは人々の和であったはずなのに、ここにひび割れが生じてはこの国はもたないという危機感をつのらせた一年でした。

GDPの順位は他国に譲っても、それは大した問題ではありません。

よい国をつくるという意味は、経済力の優れている国をつくることではないはずです。

正しいことをし、正しいと思うことを主張する。

世界に対して正義を貫く。

そんな凛とした国でなければならないと思います。

そしてそのためには私たち一人ひとりが、凛としていなければなりません。

 

あまり思い出したくない2010年。

でも、もっと頑張らなければ日本はだめになると、危機感を持たせてくれた2010年であったとするならば、かろうじてこの年があった意味を感じます。

 

どうぞよい年をお迎えください。



 

「IKEA、コストコ探訪」

2010年12月27日

歳末のIKEAとコストコをチェックした。
私が初めてこの二つの店を見たのは15年ほど前、アメリカだった。
IKEAにしてもコストコにしても日本でのビジネスが長くなり、日本的な小売の習慣をかなり取り入れてきたなという印象をもつ。
IKEAの場合、注文した商品を巨大な倉庫のような資材置場からピッキングしたり、自宅に運び組み立てることに抵抗感を示す消費者が多かったが、有料のサービスでピッキング、配送、組み立てを請け負うサービスを充実させている。
またコストコにしてもアメリカ産のものに加えて日本の野菜や果物、肉、また調味料や飲料などは日本メーカーの商品アイテムを増やしている。
日本人は輸入の生鮮食品に抵抗感をもっているし、またナショナルブランドへの信仰も相変わらずだ。
いくら安くてもこうした日本人のメンタリティーに配慮しなければなかなか受け入れられない、ということを学習したことが今日支持を広げたことに繋がったと考えられる。

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年末年始のプレゼントに!「GS世代攻略術」

2010年12月25日

「歳末の休日 都心探訪」

2010年12月24日

天皇誕生日に有楽町から銀座、日本橋、丸ノ内を取材で歩いた。
まず閉店間近い有楽町西武。
あと2日のバーゲンに、どう考えても有楽町の店にあったとは思えない売れ残り品を全国から集めて売っていた。
この店の閉店は不況や百貨店の構造問題とはまったく関係ない。
90年代に都心OLに絞り込んで成功した。食品も紳士も外商もやめて、ひたすら団塊Jr女性を狙った。しかし彼女たちがアラフォーになり子育てに追われ、それに続く若い女性が非正規雇用が多く可処分所得が大幅に減ってしまった。それなのに相変わらず中高年や男性を無視してきた「変化対応の悪さ」が墓穴を掘っただけだ。
閉店セールになって他の店から中高年や紳士用品を集めても、もはや後の祭である。

その西武の前から続く異様な大行列は、年末ジャンボ宝くじを買う人たち。
これだけの人が買えば、確率からこの売り場から当たりくじは多くでるから、また次の行列が生まれる。べつにここに来たから当たるわけでもないのに、せめてここで買えばと夢を見る行列がどこまでも続いていた。

フジテレビが始めた「めざマルシェ」。
全国の特産物を集める館は、素人商売のお手本のように半年で破綻、あわててリニューアルした。
しかし開いているフロワーはわずかに半分、テレビ局がいい加減な気持ちでビジネスに手を出しても痛い目にあうだけだ。
ただ、そうした中でこのサイトでも紹介している長崎「豊味館」のテールカレーは人気を集め、No.1に輝いていた。
地域アンテナショップは長く成功させるのが難しいが、その点、閉鎖中の歌舞伎座向かいにある「いわて銀河プラザ」は人気も定着している。
この日もスーパー感覚で魚や肉、ワインなどを買いにきた人たちで賑わっていた。

次に、最終日の「セーヌの流れに沿って」という展覧会を見に「ブリジストン美術館」へ。

セーヌ河の上流から河口までさまざまな場所は、多くの画家が絵の題材を求めてきた。
パリのポン・ヌフ橋ひとつとっても、時代を経てたくさんの画家たちが絵筆をふるっている。
この展覧会ではアルフレッド・シスレーやクロード・モネらヨーロッパの画家の作品とともに、児島虎次郎や荻須高徳ら日本人画家の作品も集めてセーヌ河というテーマを追求しており、興味深かった。

最後は丸ノ内の「光都東京」、ライトピアに行った。
丸ビルと新丸ビルの間の行幸通りを中心に、あざやかな花や樹木、噴水などをからませたファンタジーの世界は素晴らしかった。
天皇誕生日、青空に恵まれた暖かい冬の休日、どこも大変な人出だった。

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「講演で大評判 『GS世代』」

2010年12月22日

連戦続き、仙台に飛び地元ドラッグストア主催の講演会で200人以上の参加者を前に講演した。
製薬メーカーやドラッグストア関係者は化粧品や健康食品を売る立場から「GS世代」への関心が高く、講演後の懇親会でも大変な反響を頂いた。
すでにあちこちの新聞や雑誌に取り上げられており、来年にかけて「GS世代」を流行語にするという夢に向けて頑張りたい。
ちなみに「GS世代」とは私の造語で「ゴールデンシクスティーズ」のこと、「黄金の60代」である。
来年が明るくなる本、是非お読み頂きたい。
お近くの書店にない場合はAmazonに注文して頂き、また感想を書き込んでくださると大変嬉しく思う。

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西村晃の新刊本発売!

2010年12月21日

PHPビジネス新書、「『最後の富裕層』に買わせる!GS世代攻略術」が発売されました。
 お近くの書店にない場合はAmazonでお求めください。
「GS世代」とは西村晃の造語で「ゴールデンシクスティーズ」、「黄金の60代」という意味です。
消費復活のカギを握るこの層を徹底分析しています。
是非お読みください。

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佐野④お辞儀の基本は「語先後礼」

2010年12月20日

ヘルスカンパニー、新商品「ブクブクアワー」ヒット!

2010年12月20日

愛知県の「ヘルスカンパニー」が発売したこの冬の新作入浴剤「ブクブクアワー」が、大手雑貨店「ロフト」の売れ筋ベスト3となり、フジテレビの「めざましテレビ」やTBSの「ランク王国」などでも紹介されてブームが広がりつつある。
この商品は、お風呂に入れるとブクブクと音を立てて泡立つのが特徴で、温まったことが実感できる寒い冬にぴったりの商品。
キャラクターとライセンス契約してのコラボレーションで、シリーズ化も考えられる。

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商店街再生

2010年12月20日

四国高松の中心市街地のアーケード商店街は日本一の規模を誇ってきた。
長いアーケード街が三越と天満屋という二つの百貨店を結ぶように連なり、官庁や金融機関の立ち並ぶオフィス街や観光地栗林公園にも近いため、夜も周辺の歓楽街と相乗効果を生みやすい立地だった。
しかし近年全国他の地方都市と同じく郊外にショッピングセンターが相次いで登場し、クルマでアクセスしにくい中心商店街は来街者も減り気味、老朽化、後継者難と売上低迷も重なり空き店舗も目立ち始めていた。
そうした中で商店街が再生作戦に乗り出し全国的にも注目を集めている。
まず取り扱い品目によって商店街の中で店を整理してゾーニングに乗り出した?その上でこれまで少なかった飲食店などを誘致して商店街の魅力を増すように努めた。その結果名物讃岐うどんの店や寛げる喫茶店が増えた。
さらにアーケードの架け替え、ベンチの設置、植栽なども行った。
さらに現在は第二段階として商店街の上に超高層マンションの建設分譲に取り掛かっている。
これにより商店街の近くの人口を増やして利用者そのものを底上げしようというわけだ。
商店街は多くの商店主がそれぞれ一国一城の主だから、利害関係も複雑でなかなか意見をまとめるのが難しい。
高松商店街は粘り強く交渉し、かなりの商店主に立ち退き移転も含めた大きな決断をしてもらって大プロジェクトを動かしている。
日本中が注目する商店街再生のドラマが生まれようとしている。


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「東山魁夷せとうち美術館」

2010年12月20日

四国坂出市、瀬戸大橋を臨む絶景の地に2005年にできた「東山魁夷せとうち美術館」に行ってきた。
東山画伯の祖父がこの地の出身であることから造られた美術館で、280点あまりの版画作品などを収蔵している。
坂出駅から乗り合いタクシーで15分ほど、まさに瀬戸大橋の下にあり、公園内には観覧タワーや瀬戸大橋記念館もあって観光スポットとして見逃せないところだ。
東山魁夷の自然をテーマにした絵画と、カフェテラスから窓越しに見る大橋と瀬戸内海の風景との共演を堪能した。

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