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2011年10月31日

「明太子作りに挑戦」

2011年10月31日

女性力が成長の秘密

2011年10月28日

助けよう!福島

2011年10月27日

「ついにピークアウト」

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2011年10月のバックナンバー

「明太子作りに挑戦」

2011年10月31日

福岡の「味の明太子 ふくや」の見学会を行った。
工場見学のあと、私たちも実際に明太子作りに挑戦した。
スケトウダラを一人三腹づつ、ビニール袋に入れ、唐辛子を粉末にしたものを指ですくってまぶす。そのあと調味液をふんだんにかけて、袋を封印、保冷材とともに家に持ち帰り、3日冷蔵庫で寝かすとできあがり。
いま私が製作した明太子は冷蔵庫にある。
楽しみだ。
最近横浜にできた「カップヌードル博物館」でも自分でチキンラーメンやカップヌードルを作るコーナーが人気だ。
外国人が日本に旅行に来ても、自然を愛でる観光もいいが先進国日本の工場を見学したいという要望は強い。
「産業観光」が日本の資源になると思う。

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女性力が成長の秘密

2011年10月31日

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まず写真をご覧ください。
カラフルな靴下ですね。
靴下メーカーのプロではなく、雑貨感覚で靴下をデザインする発想の人たちがこんな商品を生み出しました。
生活必需品ではなく「カワイイ!」と言う感覚で靴下を売っている店があります。
九州を中心にショッピングセンターの中で、こんな可愛らしい商品を集めた雑貨店を44店経営している店が北九州市に本拠を置く「キャンパス」です。
好不況の波もなく順調に売上を伸ばして年商40億円あまりになりました。
この会社には大きな特徴があります。
社長など男性社員は10人、全従業員の274人のうち264人が女性という会社なのです。
「商品開発や店の運営のほとんどを女性に任せています、というよりも男性では売れ筋がわからないと言うのが正直なところです」
吉田博常務取締役は笑います。
キャンパスのどの店に行っても女性が生き生きと働いています。
この会社だけではありません。
「青山フラワーマーケット」、「こども写真城スタジオアリス」、「ABCクッキングスタジオ」など
近頃元気なビジネスに女性中心のスタッフ展開をしているところが目立つのは偶然ではありません。
消費者により近い「顧客目線」に商機ありということだと理解します。

助けよう!福島

2011年10月28日

私がNHK時代初任地でお世話になった福島。
「明るい農村」や「モーニングワイド」で全国に紹介したリンゴが、大豊作にも関わらずまったく売れず、農家は苦しんでいます。

「福島市観光農園協会」は「くだもの王国ふくしま」の象徴的な存在で、福島市郊外の「フルーツライン」農家の集まりです。
 なんとか皆さんのお力をお借りして、大豊作のリンゴを売りさばきたいと思います。
皆さまの御協力をお願いします。
下記申込書からお申し込みください。

申込書 apple-order.pdf

「ついにピークアウト」

2011年10月27日

前々から分かっていたこととはいえ、あらためて結果を突き付けられると感慨をあらたにすることは多い。
日本人の人口が、初めて減少に転じたことが統計で裏付けられた。
国勢調査の確定結果によると1億2805万7352人で、前回より37万人(0.3%)減となったという。
我々は歴史的瞬間に立ち会ったことになる。
思えば昭和から平成へ、1900年代から2000年代へ、人類初の月面着陸から、東日本大震災と、数え上げたらキリがないほど歴史的瞬間を経験した。
中でもこの人口のピークアウトは決定的な事件の瞬間があったわけではないから記憶にはっきり残るわけではないが、日本経済の大転換を象徴するものとしてやはり歴史的なことである。
問題はこれで日本の発展は止まるのかということだが私は全くの杞憂だと思う。
すでに国境など経済の世界ではないからだ。
高度物流システムと情報通信の発展でとくにアジア各国の距離感など無きに等しい。
しかも近隣諸国はみな大発展中だ。国内の労働力減少を工場の移転で補い、アジア各国に部品供給をはじめ小売・サービス業が進出することで国内で売れなくなった以上の大量購入が期待できる。
空洞化と嘆くのではなくワールドワイド化と前向きに発想転換することで活路は拓ける。
過去の歴史を見ても世界経済をリードした一等国の人口が必ずしも多かったわけではないことは注目に値する。

決戦の秋

2011年10月24日

若い女性だけを狙い勝手にコケた百貨店がありました。法人外商もつくらず、百貨店が大好きな中高年婦人さえも無視し、デパ地下さえつくらず潰れた百貨店は業界不況の象徴なんかじゃありません。潰れるべくして潰れたと取材して感じていました。東京有楽町の話です。
その百貨店の跡地に初めて「駅上」から「街ナカ」に鉄道系ファッションビルが進出、まもなくオープンします。当然ここも狙いは若い女性となることが予想され、価格競争で不利になる隣の百貨店に大決断を迫ることになりました。
すなわち撤退かそれとも全くちがう店作りか、でした。
撤退すれば東京の拠点を失う関西系百貨店が選んだ道が、「隣と正反対の店作り」でした。
それが「阪急MEN'S TOKYO」です。
JRじゃないうちは民鉄の雄、阪急だ、そちらが女性中心ならこちらは男性に賭けるぜ、なにしろここから追い出されたらうちは東京から消えちまう、最後の砦だ、という思いがネーミングから読み取れます。
女性ファッションの本館に対してアネックスで男性館という百貨店はありましたが、男性に絞った百貨店は初登場と言っていいでしょう。外商を除けば百貨店の顧客の七割以上が女性、紳士洋品でさえ奥さんや恋人が買いにくるという店が大半の常識から考えると、「男性が自分のものを自分で買いに来る店をつくった」大胆過ぎる試みです。
新宿伊勢丹メンズ館や阪急梅田にメンズ館があったと言っても、それは女性ターゲットの本館があっての話です。
有楽町の阪急は最後の乾坤一擲の大勝負に出たのです。万が一メンズ館で失敗したらもう後がありません。一度捨てた女性客はもう帰っては来ないでしょう。
JRとの対決は阪急の伝統でもあります。
大阪駅に対峙し「梅田」を名乗るターミナルをつくりあげた小林一三。そのDNAを受け継ぐ後継者は、巨大な大阪駅ビルの前にいま阪急百貨店本店を大改築しています。さらに阪急阪神とひとつになりJR包囲網を敷いています。
その大阪における対決の構図が図らずも東京でも始まることになりました。
駅の利便性を武器に小売業界に殴り込みをかける近年のJR東日本に、関東の百貨店などはみな反発しています。そのJRが駅だけでなく街ナカでも成功されたら立つ瀬がありません。
JRとの対決という有楽町の図式は対民間鉄道、対百貨店という意味も含んでいます。
決戦の秋が始まりました。


 

「秋の嵯峨野」

2011年10月24日

天気が回復した日曜日、京都は一日雨で順延した時代祭と菊花賞で賑わった。 まだ紅葉にはすこし早かったが、それでも色づき始めた木々を眺めながらの散策はさわやかでこころ華やいだ。
常寂光寺から盆地を眺めると、いにしえから現代を覗きみるような幻想にかられ、時空を超えた散策に憂き世の些細な悩みなどいかばかりかという気持ちになる。
下界に降りると、地下鉄や新幹線の混雑は尋常ではなく観光の都も喧騒の中だっただけに、嵯峨野の静寂がひとしきり貴重に感じられた。

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「イベントラッシュ」

2011年10月20日

企業から送ってくる商品発表などのイベントが重なってとても回りきれない。
三連休ばかりで平日が少なく、しかも今年は前半が震災による延期、夏休みが節電で長かったことで一気に10月11月にイベントが集中しているようだ。
いろいろな人に聞いてもこの秋の忙しさは尋常ではないと同じ答が帰ってくる。
今年だけの一過性のことだといいが、勝手に祝日を並べて三連休を増やしたころから日本の経済成長が止まったことはけっして無縁ではないというのが私の持論だ。

「忙中閑あり」

2011年10月18日

昨夜の私の作品。
秋をカゴいっぱいに盛りました。

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「ファンあってのプロ野球、国民あっての政治」

2011年10月17日

前半のもたつき、リーグ最低の打率、それでも優勝をほぼ確実にさせている中日の落合監督の実力はだれもが認めるところだ。
その監督が辞めるという。記者会見やセレモニーもなくまるで解任監督のように静かにグランドを去るようだ。
強い監督なのにこれほど嫌われた人も珍しい。
WBCに選手を送らない、完全試合目前の投手を交代させる、超満員の観客を前に新人投手を起用、大量失点しても交代させず平気で捨てゲームをつくる、取り巻きの記者もほとんど無視する。
数々のオレ流が話題になった。
強い監督だからいいではないか、という意見の人と、ファンあってのプロ野球なのだからもっとファンの人気を考えるのが良い監督ではないかと、落合評価は二分される。
私は二律背反ではないと思う。
実力もあり、しかもファンサービスができなければ本当の一流ではない。
プロならば勝利も人気もどちらも求めなければならないはずだ。
名監督と言われた野村克也氏は負けゲームでも必ず一ひねりしたコメントを残しお客さんの興味を繋いだ。一生懸命応援してくれるファンを納得させる「説明責任」も指揮官の仕事のうちなのだ。
記者のぶら下がり取材には応えず、自分の都合のよい時だけ記者会見しますという指揮官に支持が集まらないのは当然だろう。
さらに記者会見で質問者に逆質問して答をはぐらかすなどというのももっての他だ。記者の後ろには国民がいることを分かっていない。
民主党とは「民が主」と書くことをもっと勉強してから出てきて欲しい。

逆転現象

2011年10月17日

牛丼270円、ラーメン280円。ランチは480円。ナショナルチェーンの目玉商品の価格下落はとどまるところを知りません。
最近気がつくのは地方と比べて都会の方が外食費用はむしろ安いという「逆転現象」です。
かつては都会の方が人件費や家賃が高いからとくに外食の物価は高い、それに比べて地方は家族経営で自分の家でやっている店が多いからその分安いというのが定説でした。
もちろん都会には目の玉が飛び出るような高価格の店もありますが、ナショナルチェーンのきわめて安い店もありますから、そうした店だけを渡り歩けば生活費も安くて済むということも言えるわけです。
一方地方は人口が減りナショナルチェーンの進出もままならない地域があります。競争も少ないからデフレ経済と言っても価格を下げる発想はありません。
どんな地方でも家族経営の蕎麦屋でカツ丼を頼めば1000円近い価格です。300円以下の牛丼が食べられる選択肢がある都会の方が物価は安いことになります。
一つのモノの価格のアップダウンを計量調査するお役所の統計では分からない感覚的な物価水準に注意してみる必要があります。

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