「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

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2012年1月のバックナンバー

「ペット保険」

2012年1月31日

我が家の新しい家族は元気過ぎて、家に来て2日目にほんのすこしの高さから飛び降りただけで足の骨にヒビが入ってしまった。
一ヶ月たってようやくテーピングもはずれ、いまは使わなかった足がぎこちなさそうではあるが、ようやく普通の生活ができるようになった。
生まれたばかりで買われるペットはとくに初期事故が多いそうだ。
そこでペット保険は最初の一ヶ月の治療費用をすべてカバーするなどして普及に努めているという。
まだ保険加入率は数パーセントなので今後の成長が約束されているようだ。

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仕掛けのすばらしさ

2012年1月30日

バレンタインデーを前に恒例行事となった新宿伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」に行ってきました。まず、まだ行ったことがないという方はとにかく会場を覗いてみてください。
30日までやってます。今年で10回目となるこのイベントは、世界のショコラティエ・パティシエが会場に大集合。「彼らの素顔、至高のショコラ、そのすべてを味わい尽くしてください」がキャツチフレーズ。いまやチョコレート職人は世界のスター。人気、知名度、尊敬、所得、どれをとっても大統領を上回り、一流サッカー選手も及ばないほどの人気なんだとか。
サインを求める列、列・・・。
伊勢丹の7階から階段づたいに行列は一階まで、フランスのお菓子の祭典は日本ですっかり定着しました。売られているチョコレートは生チョコがほとんど、ひとかけら数千円もするのですが、日持ちは数日間。つまりバレンタインデーまで持ちませんから、男性にプレゼントするのではなく、女性が自分で食べると思われます。男性プレゼントよりも高いと思われるチョコがこんなに売れるとは・・・・。
このイベントをやらなければ売上はゼロだったはず。これって不況ですか?
知恵のない人が何もしないで不況と言っているだけです。

「GS世代」向けを買わない「GS世代」

2012年1月23日

京王百貨店常務取締役店長の伊藤嘉彦さんにお会いしました。
これまで「GS世代」御用達百貨店と言われてきた京王百貨店ですが、今後はそれに続く40代、50代向けの店作りも心がけたいと言う。
「「GS世代」が70代、80代になっても来て下さる店を目指すのは当然ですがそればかりだと広がりがなくなりますから、若い世代にも対応していかなければならないということです。もっとも「GS世代」はアンテナ感度が昔からいいですから「GS世代」向けという商品にはかえって手を出さないものです。娘さんと買い物に来て娘と同じようなものを買っていって下さるのではと期待しています」と伊藤さん。

「GS世代」攻略キーワードは「エイジレス」と強調した。

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責任をとるリスクから成功も生まれる

2012年1月23日

先週釧路に行ってきました。
釧路川のたもと、幣舞橋近くにある「フィッシャーマンズワーフ、ムー」はできてから10年あまり、観光客を中心に海産物などの土産物やレストランフロアーでは飲食を提供して来ました。毎年のように訪れていましたが、近年来店者が減り活気が失われているのが気になっていました。
当初はセゾングループが経営に参画していたものの撤退、第三セクターの運営で空き店舗に公的機関を入れるなどしてはいますが、舘全体の基本コンセプトとかけ離れ何のための施設か分からなくなってしまったようです。
喫茶店を経営する女性の話。
「東日本大震災の津波で一階が水浸しになり1ヶ月閉鎖を余儀なくされて、これを機会にテナントが退店したことでますます沈滞ムード。偉い人がお役所からきて運営会社から給料はもらうけど何一つ集客のアイデアを出せずすぐに次の人と交代してゆく。私達は貢ぐだけ。家族経営で細々やっている店しか残っていないわ」
ここに限らず第三セクターで観光施設を運営しているところはだいたい似たり寄ったりのようです。
第三セクターはうまくいけばいいですが、ダメになると責任の所在がはっきりせず、新しいアイデアが出なくて失敗してしまうことが少なくありません。
もともと行政を一枚かませたのは公的資金をあてにしてのこと、そこを役人が天下り先と目をつける。しかしもともと経営センスがあれば役人になろうとは思わないものです。
役に立たないのが役人ということになるのが三セクのとどのつまり。
ビジネスは責任の所在がはっきりし、リスクを自ら背負う人がトップに立ってこそ初めて成功するのだと思います。

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「駅弁甲子園」

2012年1月16日

沖縄に鉄道はなかった。
近年モノレールができた。しかしまさかモノレールに駅弁はないだろうと思っていたら京王百貨店の駅弁大会は全都道府県から参加しているという。
どうして沖縄の駅弁が出場するのか尋ねたら「駅前食堂」に弁当をつくってもらったそうだ。
「47回大会なのでどうしても47都道府県にこだわりたかった」んだという。
なるほどこの大会に賭ける情熱が分かる話だ。
タイトルに「元祖」有名駅弁と全国うまいもの大会としているのも、歴史的にも規模的にも集客的にもうちが日本一という自負がにじみ出ている。
責任者に聞いたら「この仕事は男冥利につきる」とまで言った。
誰が名付けたか「駅弁甲子園」という別称もある。
何しろ二週間にまたがる百貨店催事自体珍しい。期間中百貨店に来店する人の数が平均15万人。これはお歳暮サンデーに匹敵する。一年でもっとも寒い閑散期をもっとも繁忙期にする魔力が駅弁にあったと誰が考えついたのだろうか?

必見、24日まで開催中。

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ガラガラポン

2012年1月16日

野田改造内閣がスタートしました。
民主党政権になって2年半、総理大臣もお粗末でしたが、あまりにも軽量の大臣たちが失言を繰り返して次々に辞めていきました。
問責決議は法的拘束力はないと言いながら国会対策上やはり辞めさせなくてはと今回この時期の改造となったようです。
目玉は岡田副総理。
頑固もので自説をまげない融通の効かない人という評価があります。この人も野田総理も自説の増税路線は曲げないでしょう。
マニフェストから一転増税を政権公約にした野田政権ですが、国会は野党はもちろん与党内にも増税反対勢力がいますから、まず国会可決は難しい状況です。
そうなると反対派の離党や内閣不信任案の可決は現実のもとになります。
自説を曲げない野田・岡田内閣が総辞職する可能性はありませんから解散総選挙は必至とみます。
そうなれば単なる与党が勝つ負けるという話ではなく、増税賛成と反対で民主党はもちろん自民党も分裂する大混乱、いわゆるガラガラポンが起こることになりそうです。
頑固副総理岡田就任により、いよいよこの線路を走り出したと解釈します。
ただねじれ国会で何もできなかった近年の政治の堕落を思えば、カオスの先にようやく収斂の光が射してきたと私は考えています。

「GS世代研究会」、2月17日に勉強会・交流会開催!

2012年1月10日

西村晃が座長を務める「GS世代研究会」では、2月17日(金)に東京箱崎のロイヤルパークホテルで第二回勉強会と交流会を行います。
幹事企業と一般会員、あるいは一般会員同士のビジネス拡大のチャンスです。

参加のためには「GS世代研究会」のメンバーになる必要があります。
会員には法人でも個人でもホームページから入れます。
http://www.gs-kenkyu.com

 

勉強会の御案内 0217 benkyokai.pdf 

「平清盛」

2012年1月10日

NHK大河ドラマが始まった。戦国時代か幕末が当たり筋、平安時代はあまり関心を呼ばないのではないかという下馬評を覆せるかが見所だ。
早速江戸東京博物館で開催中の平清盛展も見てきた。毎年同様の展覧会が大河ドラマスタートに合わせて開かれているが、今年の観客はいままでよりも少ないという印象だった。
清盛のイメージはこれまで驕る平家の象徴として捉えられ、必ずしも良い印象はもたれていないようだ 。
しかしそれは鎌倉時代に源氏側によって世論操作された結果という見方もある。頼朝の鎌倉幕府が悪を退治した結果成立したと美化するためには清盛は悪役でいなければならなかったというわけである。
清盛が目指した世界は当時の宋との貿易を基軸としたアジア太平洋国家の構築にあった。厳島神社を中心に西日本の国司たちから得た寄進による富の蓄積と京都の貴族を支配する軍事力を基盤にしながら、瀬戸内海海洋国家をアジアにまで広げようとする覇権主義は、あと十年長生きしていたら、後の秀吉が晩年に構想した朝鮮制圧に匹敵する拡大志向に陥っていたかもしれない。
平成の混乱と行き詰まりのいまを平安末期と置き換えてみると、清盛登場の時代状況と似ているという指摘もできる。
若い松山ケンイチを取り巻くベテランの役者もなかなか味わい深い。
清盛ブームが起きるか注目したい。

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ダメでもともと、一声三秒

2012年1月10日

今年最初の「今週のズバリ!」は、ズバリ、私の人生訓です。
大学4年の就職活動のときに話はさかのぼります。
内定をもらったある小売業で、就職訪問解禁日に「拘束」にあい、他の企業訪問ができなくなりました。
会議室に監禁された一日、時間つぶしに見せられた社内報ビデオで「この夏最もエアコンを売った女性販売員」がインタビューされていました。
「接客のコツは?」
「ダメでもともと。一声三秒です」
なんと簡にして要を得た答なのか、と思いました。
あれから30年以上、いつも苦しい時に私の頭の中にこの言葉があります。
どんなにつらい営業でも、交渉でも、お願いごとでも、憶してはだめです。
まずトライしてみる。その積極性が道を切り拓きます。
今日、経営環境はことのほか厳しい。
黙っていれば、何もしなければ不況、なのです。
とにかくドアは叩いてみなければ、決して開かれません。
ダメでもともと、一声三秒。
この積極さがエアコン販売ナンバーワンの女性を支え、そして私の人生も支えてくれました。
就職訪問初日。
人生でいちばん大切な日に出会った言葉。
残念ながらその小売業とは縁がありませんでしたが、あの時頂いたこの言葉が、その後の私を支えてくれています。

津波被害と戦う「小野食品」が取材されました

2012年1月 5日

昨年の震災による津波で、小野食品(釜石市)は三つの工場を失いました。
その後皆さまの温かいご支援もあり、復活を目指しています。
4月には新工場ができる予定だそうです。
遠く離れた鹿児島の南日本新聞に年末、小野食品の記事が掲載され、小城製粉(薩摩川内市)の能勢勝哉さんから記事を送っていただきましたので、皆さまにもお読みいただければと思います。

「南日本新聞」掲載記事 onosyokuhin 20111229.pdf

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