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2012年7月のバックナンバー

バーゲンを止める勇気

2012年7月30日

百貨店などで夏のバーゲンセールを後ろにずらす動きが出ています。
アウトレットなども普及し正規価格とはなにか、大きな疑問も出てきている昨今です。
「作るだけつくって、売れ残れば価格を下げてでも売ってしまえ」、という論理は、みなが商品を欲しがっているという前提においては成り立つかもしれませんが、人口減少、高齢社会で需要が減るこれからは成り立たない論理ではないでしょうか。
あたかも電力供給の限界、資源の高騰という現実の前に、消費者の意識もかわりつつあります。
安くても必要のないもの、価値のないものをあわてて買い急ぐ必要はない、と皆が思いはじめています。
売れないから価格を下げるという繰り返しを脱却しない限りデフレ経済を払しょくすることもできません。
どこにでも売っている商品ではなく、うちでしか売っていない商品とは何か、真剣に考えなければこれからは生き残れない時代なのです。
安いから魅力ではなく、高いから魅力という商品に挑戦する日本経済をどう作るか、それは政府に頼るのではなくやはり私たち一人ひとりの努力にかかっているといえます。
ただ物を運ぶだけの宅配便に、温度管理をしたり、時間指定に応えたりという付加価値を付けたことこそお手本だと思います。
あるいはコンビニというネットワークで公共料金の支払いすることができるようにしたり、お中元のカタログ販売や、ATMを設置したり、コンサートチケットを買えるようにしたことも日本の凄さです。
配達トラックや小さな店の高度利用から新しい需要を生んできました。
安いから利用するのではなく、便利だから利用するという顧客ニーズをつかんだ発想に大いに学びたいと思います。

「眠れない夜が始まった」

2012年7月26日

4年に一度。
子供のころは次の4年は気が遠くなるくらい遠い未来だったが、北京からの4年は本当にあっという間だったように感じる。
この4年、リーマンに民主党に震災に、とあまりに多くの時代の荒波が押し寄せた。
ロンドン。
4年前入賞で沸いたなでしこはいまや追われる身にさえなった。
そのなでしこの初戦勝利からまた眠れない日々が始まった。
戸塚駅には「戸塚の星、近賀選手」を応援する横断幕が掲げられた。
日本人に自信を授けてくれるような大活躍を期待したい。

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「鶴見線を行く」

2012年7月24日

近くだけどなかなか行く機会がないのが京浜工業地帯を走る鶴見線の沿線。
今回は新聞連載の取材であらためて丁寧に乗ってきた。
鶴見からいくつもの支線が分かれているのは工場への通勤を考慮してのこと。
電車は工場から工場を結びそして海芝浦終点に着くと、そこはもう海の香りでいっぱい。眼前に鶴見つばさ橋の絶景が広がっている。
折り返して浅野で乗り換えて今度は扇町へ、ここは工業地帯のど真ん中。
知っていそうで知らない風景を堪能する旅なのだ。

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「社会人のための歌舞伎観賞教室」

2012年7月23日

突然だが日本人に生まれて歌舞伎を見たことがある人はどのくらいいるだろうか。
400年の伝統文化といいながら、外国の人に日本文化として説明できる人は私を含めてそんなに多いとは思えない。
国立劇場では毎月分かりやすく歌舞伎を解説する観賞教室を開いている。
私自身三回目のこの教室に行ってきた。
本日の演目は市川團十郎演出、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)。
舞台が始まる前に歌舞伎役者が見所を解説したり、わかりやすく説明した小冊子が配られたりと実に丁寧だ。
本日は社会人向けだったが学生向けもある。入場料も社会人3800円と手頃。
もっと周知してもいいと思う。

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Tサイトに見る空間産業の可能性

2012年7月23日

昨年開業以来、代官山の「Tサイト」に多くの中高年の方をご案内しました。
みなことごとく「素晴らしい、こんな店が欲しかった」という感想を漏らします。
「Tサイト」はTSUTAYAを展開するカルチュアコンビニエンスクラブが一体開発したガーデン式の敷地に書店、CD店、レストランや喫茶に加えカメラ店や自転車店、ペット店、知育玩具店などをテナントで集めた商業施設です。
一言でいえば、「大人を満足させる店つくり」ということになるのでしょうか。
ネットでも買えるものでは店の意味がない。店とは「見せる」からこそ「店」なのです。
そこで選ぶ楽しみ、くつろぐ時間、穏やかな雰囲気・・・上質な時をどう演出するか、一つの答えが「Tサイト」にはあります。
何度行っても、いくら長居をしても飽きさせないそんな空間産業がこれから大きく伸びる可能性を感じます。

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孝行息子、ユニクロ

2012年7月17日

久しぶりにユニクロの店内を歩きました。
商品がさらに拡充していることにあらためて感心しました。
いまがシーズンのTシャツも、無地に柄物、さらには企業とコラボレーションしたロゴマーク入りとバリエーション豊か。
クールな素材など品質もますます向上しています。
ポロシャツやショーツはもちろん、最近はお洒落なステテコも豊富に取り揃えています。
だめだ、といわれ続けてきた日本の繊維産業の中から、ユニクロが生まれました。
ヒートテックをはじめとする素材開発をメーカーと共同で行い、アジアの工場でほぼ100パーセント生産、そして国内はもちろんのこと世界中で販売しています。
従業員数世界で56000人、笑顔で「ウエルカムトゥーユニクロ」と迎える日本流の接客術も好評です。
ワールドワイドで展開し、日本に税金を納めるユニクロ、国内で生産しませんから売り上げの割には電気もあまり使わない企業です。
これを孝行息子と言わずしてなんというのでしょう。
ユニクロを、製造業の空洞化の延長で論じる人はいません。
もともと国内で生産していたユニクロの規模などたかが知れていましたし、海外で生産するようになってから飛躍的に伸びたのです。
ワールドワイド企業ユニクロは、自動車や家電に変わる新しい日本企業の姿と言えるでしょう。
技術力、マネジメント力、マーケティング力・・・・
ユニクロ的企業がたくさん世界で活躍するときこそ日本経済がまた見直されるときだと思います。

サンプリント、お年寄りの転倒防止用マットの販売を開始

2012年7月10日

宇都宮市のサンプリントでは、お年寄りの転倒防止用マットの販売を始めました。


お問い合わせは下記まで

〒320-0817 宇都宮市本丸1-40
サンプリント株式会社 代表取締役社長 齋藤恵美子
TEL 028-633-3932 FAX 028-633-3933

 

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「ほおずき市」

2012年7月 9日

下町に夏の訪れを告げる浅草寺のほおずき市が始まり大勢の人達で賑わっている。
7月6日、7日、8日の鬼子母神の朝顔市に続いて今日と明日浅草寺で行われるほおずき市は昔から江戸の庶民にとって夏到来の季節の節目にあたる。
とくに今年はスカイツリーの開業で観光客も多く、みな境内からスカイツリーを撮影しようとカメラを構えていた。
境内には緑ゆたかなほおずきを売る店が四百軒近くも出て、風鈴の音も軽やかに涼しげな鉢植えを掲げて呼び声を上げていた。

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頑張るノダ

2012年7月 9日

政治家の評価は歴史がするものだと思います。
私は不人気と言われる野田総理は後世に大きく評価を変える可能性があると考えます。
税と社会保障の一体改革や原発再稼働、沖縄の駐留米軍問題、TPP問題など前の政権がなに一つ処理できなかった国論を二分する懸案事項に対して、野田総理はぶれずに自分の信念を貫いています。
もちろん国論を二分してきたわけですから、反対勢力から見ればけしからんということになりますし、それぞれの問題に反対する人たちは違う人ですから、野田政権はけしからんという人が問題処理をすればするほど増えてゆくこともある意味当然のことです。
しかし節目節目で野田さんは、自らが前面に出て反対する人に説明しています。
昨年末、消費税増税反対の民主党議員たちの前で、インド訪問から帰国後直行して「いま私たちがやらずに誰がやる」と訴えたり、大飯原発再稼働の前に記者会見をして、地元の人たちに対する敬意を伝えて、福井県知事を納得させたり、という姿勢は官僚まかせで、責任をとらなかったり、軽率な発言を繰り返して信頼を失ったり、あたりかまわず周囲をどなりちらすだけで混乱を助長させてきた前任者たちとは異なる誠意を感じます。
誰だって選挙の前に増税のような不人気なことを言い出したくない。
ましてマニフェスト違反と言われることは百も承知です。
しかしそれを回避してきたツケがたまりにたまっているという時、野田さんはたとえそれで政権を降りてもやらなければならないと腹をくくっているように見えます。
その地位に恋々とするわけでもなく、まして個人的蓄財のために動くような人でもない。
地味だけれど、内に秘めた使命感だけは人一倍強い政治家、野田佳彦は必ず評価されるときが来る、と私は信じたいと思います。
いい年してママから子ども手当をもらい続けるような人が、友愛を説くばかばかしさ、 政権にしがみついて辞め時を見失い、今もって自己の正当性の言いわけに走りまわり、誰からも相手にされないみじめさ、あるいは、70過ぎてわが身の安全を第一に考え選挙区にさえ帰れず、妻子からさえ政治家失格と三行半を突き付けられるような「わが身が第一」の人が、「国民の生活が第一」などとのたまう「ブラックユーモア」、もうこんな茶番はたくさん、本当に日本を前に動かす政治をしてほしいという国民の願いをわかってほしいと思います。

小沢的政治とナベツネ的マスコミよ、去れ!

2012年7月 2日

平成の時代の日本を狂わせてきた根源がいよいよ末期的症状を見せている。
平成に入ってすぐの消費税導入を竹下総理の側近として支えた小沢一郎は、その後海部俊樹内閣時代に自民党幹事長として切り盛りし政界の実力者の地位を固める。
その後新生党を興し細川連立内閣を樹立したが、消費税を廃止し7%の国民福祉税の構想を打ち出したことから政権は崩壊、野党に転落する。その後新進党、自由党を作り小淵内閣では自自連立を実現したが再び党は分裂、やがて民主党と合流する。
小沢は四半世紀の日本の政治を党利党略でもみくちゃにし、日本の進路を導く政治をしてこなかったA級戦犯であり、なにを今さら増税反対などと言える義理かと噴き出したくなる増税論者なのだ。
一方、小沢が政界を牛耳りだした平成の最初の頃の原辰徳巨人現監督のスキャンダルを知りながら反社会的勢力への利益供与に目をつぶってきた上に、事件の本質を社内内紛の事実漏洩にすり替え、自らの新聞でキャンペーンを展開する間違ったマスコミ経営者、そしてそれに対して良心のペンで対抗する気持ちさえもてないサラリーマン記者たちの情けない状況は日本の恥部をさらけ出しているようなものだ。
週刊誌が小沢夫人による告発をスクープし、誰が読んでも小沢という政治家、あるいは人間としての小沢の限界をさらけ出しているのに、それを記事にすらできず、ナベツネチョーチン記事でキヨタケ批判しか書けない日本最大部数の新聞はもはや読むに値しない「マスゴミ」だ。
私が読売記者だったら恥ずかしくて街も歩けないが、そんな良心さえないに違いない。

小沢とナベツネの末期的症状に日本は揺れている。
夜明け前がいちばん暗い。

 

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