「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

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2013年6月のバックナンバー

「GS世代白書」 7月6日 メディアパルから発売 アマゾンなどでご予約ください

2013年6月24日

西村晃が座長を務める「GS世代研究会」は発足から2年で、幹事・団体77、地方の中小企業を中心とする一般会員230あまりと、合計300企業・団体という大所帯になり、さらに拡大中です。
企業間コラボはもちろんのこと、自治体との連携による観光誘客や地方の特産物の全国ブランド化などに取り組んでいます。
この度、これまでの成果と各企業がそれぞれの立場で「GS世代」(ゴールデンシクスティーズ=「黄金の60代」)をどうとらえているかをまとめ、「「GS世代白書」を刊行いたしました。
ぜひご一読いただき、また多くの方にご紹介いただきたくお願い申し上げます。
日本で唯一のゆとり層「GS世代」は、アベノミクスによる資産効果もあり、消費の牽引車としても期待されます。また親子三世代消費の大黒柱としても、その消費動向は日本経済の今後を占ううえで重要です。
日本を代表する大企業を中心に、「GS世代研究会」の分析・提言は大きなインパクトを社会に与えると自負しています。どうぞよろしくお願いいたします。

★「GS世代白書」のポイント

300企業・団体が集う「GS世代研究会」の成果をまとめた。

「GS世代」とは、ゴールデンシクスティーズ、「黄金の60代」のことです。いわゆる「団塊の世代」を中心とした60代だが、ただ人数が多いだけでなく「ゴールデンな人たち」であることがポイントだ。
日本人の個人総金融資産は1500兆円。その8割は50歳以上が所有し、60歳代は520兆円、70歳代以上は460兆円を持つ。 なかでもとくに期待されるのが「GS世代」の財布だ。しかしこの世代はこれと言ってほしいものがなく、企業から見ると手ごわい消費者である。
三越伊勢丹、イトーヨ―カ堂、JAL、東芝、みずほ銀行、ヤマト運輸、サントリーといった大企業から、地方の中小企業、さらに大学や自治体までおよそ300企業・団体が集う「GS世代研究会」は、発足から2年余り、シンポジウム、勉強会などでさまざまなマーケティングの研究を行う一方、企業どうし、あるいは自治体も参加してさまざまなトライアルを行ってきた。その成果をまとめ、今後のビジネスヒントにまとめあげたのが本書である。
多くの企業にとって参考になり、結果として消費活性化、地域おこし、日本経済再生につながると考える。

プロローグより
高齢社会とは、「金持ち」の割合が多い社会のことである。
世帯主年齢が60歳以上の世帯の平均貯蓄額は2202万円、70歳以上で2361万円と、全体平均の1638万円よりかなり高い。 (中略)
60代は、退職金などで住宅ローンを完済しているケースが多いため、負債は165万円、さらに70歳以上ともなると83万円と急減している。
貯蓄をもち、しかも借金もわずかしかない人を「金持ち」というのではないのだろうか。そして高齢社会とは、その金持ちの割合が人口比で多い社会のことである。 どうして悲観する必要があるだろうか。
(中略)
私は60代を「GS世代」、ゴールデンシクスティーズと名付けた。 黄金の60代である。そこそこの時間とお金を持ち、しかも子育てと宮仕えに区切りをつけているので、その使い方を 自分で決められる世代こそ「黄金の60代」と呼ぶべきではないか。

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富士山おめでとう

2013年6月24日

世界遺産に決まった富士山は大変な盛り上がり。
一方見送りとなった鎌倉はこれまでの観光戦略を練り直しています。
「GS世代」に大人気の鎌倉は世界遺産認定とは関係なく、たくさんの観光客を集めています。
松尾崇市長自らが講演で鎌倉ブランド戦略を語る講演会を「GS世代研究会」が開きます。

7月12日GS勉強会ご案内 0712 annai  .pdf

講師プロフィール 130712 profile★.pdf

糖質制限ダイエット

2013年6月24日

カルチャーセンターが主催する糖質制限ダイエットというテーマのイタリアンコース料理を食べる講座に参加しました。
糖尿病などで糖質制限をしようという人は年々増加、カルチャーセンターでもこのテーマは人気のアイテムだそうでシェフ自らが解説してくれるところがミソです。
挨拶したシェフは自らが100キロから3ヶ月で65キロになった体験を披露、コメやパンがいかに人間にとって食べる量を制限しなければいけないものかと説明しました。
今回のメニューでは一般の小麦などを使用しないパスタやパンなどが入っていました。
また7種類のデザートも糖質を押さえてもこれだけボリューム感あふれるスイーツが楽しめると語ると、参加者たちからは感嘆の声が上がりました。
なにより私が驚いたのは参加した「GS世代」を中心とする女性たちの博学ぶり、こうした講座は軒並み参加、食事に関する本を読みあさり、ネットを駆使して身体に良いと言われている食材はすべて取り寄せていると、この日初めて出会った人たちにいかに自分は日頃からお金と時間をかけて勉強していることを披露しあっていました。
まあしゃべることしゃべること。
相手が聞いているかなどおかまいなし、みなが勝手に自分の知っていることを話しているから食事会場自体が異様な雰囲気、そのうちの一人が、「今日のこのレストランは私が見つけてカルチャーセンターにやりなさいと進言したのよ」と言うと、するともう一人が「私だって別の旅行会社に私が見つけたツアーやらせてるわよ」とやり返します。
私はなんのことかチンプンカンプン。
しかしゴールデンなこの世代が新しいバブルをつくっているなと、私なりの感想を持ちました。

行って来い

2013年6月17日

4月の日銀の「異次元緩和」発表の時期まで株価水準が戻り、フジテレビのワイドショー的「パートに出るより株投資が儲かる」などといってどっと参入してきたにわか株主たちがあたふたしています。
まさに「行って来い」の「ジェットコースター相場」はプロが儲けるにはこんなに美味しい相場はなかったはずです。
誰かが得をすれば誰かが損をする、という「ゼロサム社会」が相場の掟、少なくとも売っても買っても商売になる証券会社は、アベノミクスさまさまだったわけです。
問題はこの次です。
トヨタ主導の円安相場は終わりました。
次は消費増税相場とオリンピック相場、トルコのデモのニュースを見ながら、次の仕掛けと、この相場の終点を探る戦いが始まっています。

成長戦略は自分で考えろ

2013年6月10日

松下電器もホンダも、セコムもエイチ・アイ・エスも、Googleもツイッターも、当時の政府の政策から産まれたわけではありません。
TIMESだって、俺のイタリアンだって、みんな創業者の知恵から産み出されました。
青山フラワーマーケットも、ドンキホーテも、マツモトキヨシも業界の異端児が気がついたら新しい市場を創っていたのです。
政府の成長戦略に新味がなかったから株が下がった、とマスコミは言います。
そんなのは後解釈でしょう。
自ら創業する知恵と才覚がないからマスコミなんかに勤めてサラリーマンやっているんではないですか?
成長戦略は政府が作るものではない。
安倍さんがいう民間活力の爆発以外に成長戦略なんかあり得ません。
民間の自由な経済活動の妨げになる規制などを撤廃してゆく。
これ以外に政府がやれることはないのです。
いったいこれ以上政府に何をないものねだりすれば気が済むのですか?
先週の水曜日、新高輪プリンスホテルに集まった2000人の人たちの前で講演した安倍総理は、そのことを強調しました。
もともとこの会は全国から集まる中小企業経営者を対象にした「内外情勢調査会」という講演会です。
規制緩和で民間が動きやすい経済の土俵をつくるという安倍さんの話に、野次馬で集まった周囲を取り巻くマスコミは、一様に「新鮮味がない」と酷評したため世間にはそんなニュアンスばかりが伝わっていますが、実は、会場を埋め尽くした中小企業経営者は大きくうなずき割れんばかりの拍手だったのです。
サラリーマンであり自ら創意工夫で商売をすることなど考えないマスコミと、大切なことは自分の努力ということがわかっている経営者では、アベノミクスの受けとめ方が違うことを経営者と一緒に話を聴きながらあらためて確認しました。

誤解されるあなたが悪い

2013年6月 5日

お客様から誤解されてしまった、友達から誤解された。
トラブルが起きるとよくこういう言い訳を聞きます。
誤解されたという言葉の裏には誤った理解をされてしまったという被害者意識さえ感じます。
誤解したあんたが悪い、私は違うんだと喧嘩を売っているわけです。
だいたい誤解されたことに対する反省も感じず誤解したあなたが悪いと言われれば修復は不可能でしょう。
橋下市長の一連の問題と弁明を聞いていると誤解するお前らが悪いと言い張る強情さが見えかくれしていることこそ最大の問題点ではないでしょうか。
誤解されたではなく誤解させてしまった私が悪いという謙虚さこそ大切です。
最低でも県外、などという沖縄県民に誤解をさせて失脚した人を他山の石にすべきではないでしょうか。

山高ければ谷深し

2013年6月 3日

昨年来一貫して上昇してきた株価は調整局面を迎えています。
高速売買の弊害やファンドの動きなど後解釈的な解説はともかく、今回の相場を支えてきたエネルギーは言うまでもなく財テク主婦まで参入した個人投資家の買い意欲だったと思います。
バブル崩壊から四半世紀、投資家が一巡してあの頃痛い目にあった人たちにかわるあたらしい投資家が参入してきたことが相場を後押ししたわけです。
ネットや雑誌の「いまからでも間に合う30銘柄」のような買いの情報につられて買った人たち。
しかしこうした情報源はもっとも大切な「売りのタイミング」は教えてくれないものです。
2階に上がって梯子をはずされた素人株主たち。
5月の暴落に狼狽売りが殺到、結果として株価の値動きが大きく振れる乱高下に突入したと理解できます。
山高ければ谷深し。
5月13日に、この欄で
「まだはもうなり」と予言したとおりの状況です。

お悩みの投資家にもうひとつの兜町の格言を進呈します。
「頭としっぽはくれてやれ」

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