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2013年12月のバックナンバー

三番 あべしんのすけをマークせよ

2013年12月20日

経済の流れが変わった2013年、さて2014年はどう動くのか?
恒例今年の経済を占うキーワードを考えた。
ズバリ!「三番 あべしんのすけをマークせよ」である。
 
まず「三番」目、の矢と言われる「成長戦略」が明確になるかが問題であるということだ。
金融緩和、財政出動という「二本の矢」はとりあえず「的を射ていた」と多くの人は評価した。しかし、今ひとつ三番目の成長戦略が明確ではないといわれている。これがはっきりとした姿を現すかが今年最大の課題だ。
とくにオリンピックまでの7年で世界に向けて日本の進む道がある。単なる「二週間の運動会」ではなく21世紀から22世紀にかけての「飛躍のショールーム」に日本をしておかなければならない。
 
「アベ」ノミクスは正念場  
そういう意味で「アベノミクス」がさらに輝きをますか、それとも色あせるか、
正念場だ。実は日本の政治家が唱える経済政策の名が世界に広まったのは池田隼人総理の所得倍増論以来である。東京オリンピックを開催した総理以来ということだ。
短命続きで世界に存在感を示せなかった日本の宰相の行く末を占ううえでも二年目は重要、政治と経済は一衣帯水の関係にある。
 
「し」は消費税
その点、消費税増税がどう経済に影響を与えるかも見逃せない。
97年のように経済を失速させるのか。
景気の多少の落ち込みは避けられないから、年後半の景気対策が注目点だ。
オリンピックを睨んで大型補正予算が組まれそうだが、私は目玉施策が出るのではと期待する。それは2027年完成と言われるリニア新幹線を国家プロジェクトに格上げし、たとえ甲府までの暫定開業でもオリンピックに間に合わせるという可能性だ。世界遺産富士山とリニア技術、日本の夢を描くプロジェクトとしては効果的ではないだろうか。
昭和39年のオリンピックが決まったのは34年だ。わずか5年で日本はあのオリンピックを成功させたのだ。
今回はまだ7年ある。
なせば成る、という上杉鷹山の声が聞こえてくる。
 
 しんのすけの「ん 」、これは末尾 、すなわち最後の言葉だ。
私はこの言葉は「出口」と理解したい。
日本もアメリカも緩和路線の出口戦略が2014年の課題となる。
これがうまくいくかで世界経済に波乱も予想される。
 
さて続いては、消費増税の影響を受けにくいテーマを三つあげる。
「のすけ」の「の」は「のんき」、「す」は「好きなもの」、「け」は「健康」
である。
「のんき」は、自由な時間を使う商品やサービス、駆け込み需要にもなりにくいし、私が「GS世代=ゴールデンシクスティーズ、黄金の60代」と呼ぶ人たちを中心にアベノミクスの資産効果を受けている世代が中心顧客だから大きく落ち込まない。
「すきなもの」これはつまり趣味的消費。これも買い控えはおきにくい。
「健康」にまつわる商品も高価格なものほど効き目があると思われがちなくらいだから節約の対象にはなりにくい。
 
というわけで、来年は「三番 あべしんのすけ」をマークしたい。
 

 

知り合いからのメール

2013年12月16日

あの人いまロシアか?
知り合いからメールが来て、タイトルにロシアで撮影した写真と書いてありました。
皆さん、添付開きますよね?
開かないのも失礼だと思う私のことを批判する人もいますが、私は開くのが普通だと思います。
これが、ウィルスが私のパソコンの中枢を犯す時限爆弾でした。
つまり犯人は私とこの知人との交友を知っていたことになりますが、私自身は他人に話したことなどありません、と言いながらハタと気が付きました。
第三者がこの歌手である女性と私とが映っている写真をフェイスブックにタグ付けしたことがあったのです。
今年最もショックだったのは、大学が主催する市民講座「フェイスブック入門」の講師を務めたウェブコンサルタントと称する若者が、「フェイスブックで友達の友達として、友達申請をして、しばらくじっとなりすましていると1年も情報収集すれば、結婚記念日も家族の誕生日も趣味や嫌いな食べ物もみんなわかる。どんな店で飲み食いしているか傾向がつかめる。それを小売業は有料で買う。私自身が売っている」と平気で授業で語ったことでした。
「それって友達になりすましているんだから、罪の意識はないのですか」という私の質問に「何を言ってるんですか、フェイスブックはもともとそのために作られたんですよ」と悪びれることもなくいいはなったのです。
プライバシーを盗むことに何の罪の意識もないという現状にびっくりしました。
そしていまフェイスブックを使った様々な悪事が語られています。
今回のウィルスもそれ以外には考えられないよな、とどこにぶつけたらよいかわからない怒りにとまどうばかりでした。

コンビニ進化形

2013年12月 9日

大阪寺田町のファミリーマートとスーパーイズミヤの複合店を見てきました。
普通のコンビニの二倍弱くらいの店に生鮮品や冷凍食品などの売場が併設されています。レジ回りはコンビニですが、肉や野菜を選ぶ陳列だけ見るとスーパーの雰囲気です。
近所の人たちにしてみれば少人数の今晩のおかず程度ならこのくらいの規模の店で十分なのかもしれません。
コンビニでおかずを買うのでは出来合いのものしか揃わないけれど、刺身やとんかつも買うならやはりスーパーという人にはこのお店は便利かもしれません。
またこの店の二階にはテーブルといすを置いた 60坪サイズの大きなイートインコーナーがあり、中小企業の社員食堂や休憩コーナーくらいの余裕があります。
下で買った弁当などを広げ仲間で会食ができるのですから、これはもうコンビニ進化形といっても過言ではありません。
どんどん進化するコンビニに最近はファストフードやファミリーレストラン、持ち帰り弁当店といった他業態が食われだしています。
限られたパイの食い合いですから、どこかが増えれば、どこかがへっこむしかないのです。
あくなき追求を止めたところが敗者になります。
売れないのは、不況だからではなく、あなたの努力が足りないだけなのです。

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古さを演出することが新しい

2013年12月 2日

先週行ってきた伊勢神宮内宮前の「おはらい町」は大活況で、前に進むのも大変なほどの人出でした。
実は20年前の式年遷宮の時にはこの商店街は今ほどの賑わいではなかったのです。
地元赤福を中心に、街並みの統一を図り、一種のテーマパーク事業に取り組んだ成果がここに現れています。
レトロが人気と言っても古いまま何もしなくてお客が集まるわけではありません。
古さを演出することが新しいのです。

「GS世代」向けに昭和回顧的街つくりがトレンドになっていますが、古さをどう作り直すかがポイントです。

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