「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

月別一覧

月別バックナンバー

2016年1月のバックナンバー

恵方巻き なんで?

2016年1月25日

大阪の海苔屋さんが海苔の振興のために洒落で始めた恵方巻きがいまや国民的行事になりました。
去年食べて幸せが訪れましたか?
ご利益なかったと販売者が訴訟沙汰になったり不当表示で営業停止にもなりません。

おみくじがあたらなかったと責任を問われる神社もないでしょう。
江戸時代、富くじを販売したり興業相撲や歌舞伎を行ったのも神社仏閣、七福神参りも日本の創作です。

そういう意味で縁起物というのは実に素晴らしいマーケティングです。
今年の漢字というのもすごいアイデアで、発表の場所をわざわざ清水寺にしているのもセンスです。

大切なことは
無から有をつくりだしたこと。

憂き世だからこそ
夢を求める発想が求められます。

「歩き愛です(あるきめです)」を国民運動に

2016年1月20日

「GS世代研究会」は税金を使わず 健康推進と地元商業活性化、そして観光誘客に取り組む「歩き愛です(あるきめです)」を展開しています。


詳しいことは http://arukimedesu.jp/ をご覧ください。

 

国民運動チラシ kokuminundou.pdf

歩き愛ですチラシ arukimedesu.f.pdf

「解決」ではなく「整理」から

2016年1月20日

何かを考えようとチャレンジを始めた。しかしどうしても考えが行きづまってしまうとき、どうしたらいいのか。これは皆さん悩まれるところでしょう。<考え方の教室>で学び始めた皆さんに、先んじて対処法を少しお話ししておきたいと思います。
 まず大事なのは、問題を「解決」しようとするよりもまず「整理」すること。
 問題が何なのかがわかれば、それは幽霊の正体がわかったことと同じです。「問題は、解決するものではなく整理するもの」と、まず標語のように立ててみる。
 そうすると、自分のストレスになっている複雑で重い問題と思われたものが、意外にシンプルないくつかの問題から成っていたとわかってくることがあります。それなら、問題Aに対してはこの対処法、問題Bに対してはこの対処法と、一つずつ解決していくことができますね。
 解決法や対処法というのは、整理することによって、おのずと表われてくるものです。お医者さんの診断と治療に似ています。はっきり診断がついていないうちから治療法を決めることは、どんな名医にもできません。この病気ではないかとある程度絞り込まれてきて初めて、それならばこの検査をしてみよう、検査をしてこの結果であったならばこの治療をしよう、というふうに展開していく。まずは診断をつける。これを自分が抱えている問題に対してやってみるわけです。
 <考える>という作業は、まず何よりも「モヤモヤしない」ということです。もちろんレベルが上がってくると、あえて問題を複雑化してモヤモヤさせることで、思考を発展させるというやり方もあるのですが、はじめのうちは<考える>というのは整理することなのだと捉えると、見えてきやすいのではないかと思います。そしてこの「整理」という作業においてとても有効なのが、「自分の手を動かして書いてみる」ということなのです。


                              『考え方の教室』齋藤孝著/岩波新書より

コタツが売れないのは暖冬のせいか?

2016年1月18日

畳の部屋でコタツで正月を迎えた方がどのくらいいたでしょうか?
旧来のコタツは近年人気が低迷、それはけっして暖冬のせいではありません。

畳に座る生活が縁遠くなったと考えるべきでしょう。
最近は椅子に座りながら入れるコタツも売られているようです。

同様に
和食の料亭や日本旅館が苦手というお年よりも増えています。
座布団に座るのが足が痛くてつらいという人や、ベッドになれているので布団で寝るのが慣れていないという人も多くなりました。

畳の上で死にたいというお年寄り、最近はお目にかかりません。

消費者の変化にもっと敏感にならなければ 売れるものも売れないと思います。

風雲急を告げる日本経済

2016年1月 8日

昨年末原油価格下落で大変だなどと言っていたマスコミ各社は年明け早々から一転、イランとサウジアラビアの断交により原油供給に不安といい始めました。

昨年末発売された経済雑誌のどこにもそんな予測はありません。

私は原発は嫌いです。しかしほとんどを火力に頼る日本の電力構造を考えれば、国際リスクヘッジのためにいまはまだ原発を手放せないと思っていますし、為政者の国民に対する責任だと考えます。

今回のイランとサウジアラビアに加えて、「イスラム国」がタンカー攻撃を仕掛けてくる危険もかなりあり、これまで原発なしでやってこられたことが先まで続けられるという保証にはならないと思います。

さらに北朝鮮の核実験も続きました。
今年は戦争がはじまる、だから平時を前提にした経済予測は意味がない、という私の昨年末以来の予言がだんだん現実のものになりつつあります。

もう一つの悪い予感があります。

私はこれを昨年2015年のキーワードで予想しましたが幸い国内では発生しませんでした。

しかし昨年2015年世界的にはむしろ前年以上に様々な疫病がアフリカなどで流行しています。
日本で広まらなかったのは幸運に過ぎません。

もう一度2014年末に発表した2015年はこうなるキーワードと昨年末に発表した2016年はこうなるキーワードをお読みください。

2015年キーワード 2015keyword.pdf

2016年キーワード 2016keyword.pdf

新しい年は大変な年

2016年1月 4日

今年は戦争があるからそれを前提に経済成長はこうなる、などと新年予測できる人はいません。
天変地異しかりです。
そんな大異変があれば予測なんて不可能と皆が思うかもしれないから、予測が外れたことも免責になるのかもしれません。
となれば、予測ってなんでしょうか?
過去の経験則の延長だけを前提に「当たった外れた」なんて意味がありますか?

私は今年ヨーロッパ、アフリカ、中近東をまきこんだ戦争が始まると見ています。
ペルシャ湾のタンカーが狙われたり、油田への自爆テロにより原油価格が高騰したりして供給不安が起これば日本は大打撃をうける可能性があると思います。

平時を前提に原油安を予測する人が多い中にあって、私は「イスラム国」は原油輸送ルートに手を出してくるとみており、そんな予測はできません。

「イスラム国」との戦争はこれまでの私たちの想像を超えた戦いが予想されます。
ニューヨークや東京の地下鉄が戦場となった時、平時の経済活動は止まります。
外国からのインバウンド需要を計算できるでしょうか?
貿易と人との国際交流は第二次世界大戦当時の比ではありません。
それらを敵の標的からすべて守ることは不可能です。
やる気さえあればテロはどこでも起こせます。

残念ながら個人や一企業のレベルでそれへの対策をとることは不可能です。
しかし、何が起きても不思議ではないという心構えは持っておかなければなりません。

その警戒心が日本ではまだまだ薄いと感じます。
戦争リスクを国家や企業経営、そして個人でも考える時期が来ているのではないでしょうか。

新年最初のこの原稿が杞憂に終わることを祈るばかりです。


 

1