「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

月別一覧

月別バックナンバー

2016年12月のバックナンバー

2017年のキーワードは「こてさき 改革 では だめ」

2016年12月26日

こ 小池

都議選もあり豊洲、オリンピック問題にとどまらず、伏魔殿と言われて久しい都庁の大掃除を知事ができるかが大きな焦点。来年も次々に東京の問題点が噴出すると思われる。

て 定年廃止

なぜ景気回復しないかを議論する前に、社会全体で年金暮らしの人の割合が増えていれば、節約志向になるのは当然だし、そもそも勤めに出かけなければ買うものもなくなるはずなのだ。
戦後55歳定年がスタートした時、日本人の平均寿命は57歳前後だった。
80歳平均寿命の今、定年延長ではなく定年制度を廃止して、プロ野球選手のように年俸制の導入を検討すべきではないか。70代で1000万円以上の年収の人もいれば、40代で契約打ち切りの人もいる。そういう人が起業することで新たな活力が生まれる。
80代まで現役の人には、公的年金は支給されないから、稼いだ金で民間年金保険に加入する。労働力確保と年金財源の確保、何より消費の喚起のためには高齢者の職場を確保することが大切だ。

さ 三分の二 維持なるか

総選挙が予想される。
衆参ともに改憲勢力で三分の二が維持できれば安倍政権任期延長も確実となり、いよいよ憲法改正が議題になる。来年の政治の最大のテーマだ。

き 近隣問題

ロシアとの領土交渉がどうなるか、韓国の国内政情不安定が外交にどう影響するのか、フィリピンとアメリカの関係はどうなるか、尖閣問題も含め近隣諸国との緊張関係が続く。

改 改元

生前退位問題はいよいよ現実のことになる。そうなれば改元が大きなテーマとして浮上する。平成の振り返りや、新時代への期待がビジネスチャンスとなるだろう。新時代で迎える東京五輪を日本の再スタートととらえる風潮が生まれるはずだ。

革 革命

北朝鮮の金王朝に4代目があるとは考えにくい。
金正恩が最後の指導者になると考えるほうが自然だ。
問題はどのような終焉の迎え方があるかだ。
異国からの攻撃よりも、軍内部のクーデターによる政権掌握という道筋が過去の歴史が語る独裁政権の末路である。
軍内部の粛清といった最近の状況を考えると、そろそろ反発が暴発につながるきなくささを感じる。

で デフレは続くどこまでも

現在の国内経済は需要不足によるデフレ状態が慢性化している。
アベノミクスで資産効果の恩恵があった「GS世代」の消費が峠を越え、またデフレの「元の木阿弥」に戻りつつある。
日本人の個人資産の8割以上は50代以上が持っている。
しかし、会社を退職し年金暮らしになれば、日々の暮らしでそうそう貯金を食いつぶしてまで贅沢をしようとは思わない。

若い層は一人っ子が増えて親の家が相続できる人が多いから新設住宅着工件数は人口減以上に落ち込む。
自動車も売れ筋の多くは軽自動車、若者のクルマ離れも顕著だ。
大型耐久消費財の需要は少なく、高齢化で胃袋も小さくなっている。
マイナス金利にすれば需要が増えるという経済構造ではなくなっている。
そうした認識を持ったうえで、個々の企業が新規需要を開拓する工夫をしなければならない。

は 和 第二次ジャポニズム

多くの外国人観光客が日本に来て日本人の暮らしや伝統文化に触れて帰ることは「日本的なもの」を輸出してゆくうえで大きな追い風になる。
自動車や家電とは違い、日本食レストラン、ビジネスホテル、学習塾、結婚式場など日本人にはなじみ深いけれど、世界的には普及していないビジネスが今後は輸出商品になれば、国内市場の閉塞感を打破できるのではないか。

すでに国内の果物消費は落ち込んでいるが、日本の旬の味覚は緻密な品種改良によって世界的な評価を受け、付加価値商品として富裕層に喜ばれている。
菓子もしかり。高級菓子から子供用の菓子までこれほどバラエティにあふれる菓子を生産している国はほかにはない。しかも菓子産業のすそ野は広く地方の中小企業にまで及ぶ。少子化の中で海外市場は有望だ。
幕末明治維新の時代に続く「第二次ジャポニズム」のブームに向けて開花する。

だ だしは世界へ

ジャポニズムの先駆的商品がダシである。
日本食には欠かせないダシであるが、これまで世界的にはあまり普及していなかった。
しかしいまや日本橋や六本木の商業施設で外国人が取り囲んでいる店こそダシの店である。
吸い物や煮物という日本食の味の秘密を理解する外国人が増えるにつれ、海外への輸出も増え、欧米のスーパーにもダシの売り場ができている。
地方の老舗が最先端輸出商品を担う時代が来た。

め 明治150年ブーム

2018年は明治150年にあたり、祝賀行事も多く予定される。
あらためて日本人が近代化のルーツに思いをはせ、日本とは何かに目を向けたとき、次への飛躍のヒントが見えてくる。
2017年をそんな年と位置付け、オリンピックへの助走としたい。


 

いつジョーカーが出るか

2016年12月19日

アメリカのトランプ次期大統領がどんな政策を行うか世界が注視している。
なにしろ公職経験のない人だ。
レーガン大統領でも意外にもうまくやったではないかと指摘します。

しかしアメリカファーストなんてアメリカ人に耳障りのいいことを繰り返すこと自体が、胡散臭いと私は思います。

だって政治家が自国のために動くなんて、考えてみれば当たり前なんですよ。
その上で他国と譲り合いお互いが妥協点を探るのが、政治家の本当の役割でしょう。

自国の主張だけ押し通して
相手の立場を考えず
貿易協定つくろうという言い出しっぺが
他国を尻目に勝手に、俺知らないよ
なんて、ただのわがままではありませんか

そんな横暴を繰り返せば周囲の国とうまくいくわけがない。
アメリカファーストとは他国に迷惑かけてもかまわないということのようです。

そんな大統領を選んだのは
3億人の民度の低い国の責任としか言いようがない。

これから大変なことが起こります。
もっとも
大変なことが起こる前に
金と女のスキャンダルで自壊する可能性のほうが高いかもしれません。

自らと一族のビジネスとの公私混同はトランプのジョーカーです。
公私混同疑惑で追い込まれたもう一人の大統領を私たちは知っています。

 

12月11日 かまくら歩き愛です(あるきめです)が開催されました

2016年12月13日

ソニア薬局鎌倉店をスタート・ゴールに「かまくら歩き愛です(あるきめです)」が開催されました。

12月11日、気持ちよく晴れあがった日曜日、古都鎌倉で「かまくら歩き愛です(あるきめです)」が開催されました。
「歩き愛です(あるきめです)」というのは、専用歩数計を使って市民の皆さんに歩く習慣をつけてもらうと共に、「歩き愛です(あるきめです)」マークのステッカー表示の店を全国に増やし、優待提供による商業の活性化もはかろうというものです。(詳しくはhttp://arukimedesu.jp/)
「歩き愛です(あるきめです)」イベントは、すでに全国各地で開催されていますが、鎌倉市では今回初めての開催で、神奈川県、鎌倉市、鎌倉商工会議所をはじめ多くの行政や団体、マスコミ、企業が後援や協賛で協力しました。
10時からの開催でしたが、9時半過ぎには早くも受付に人だかりができるほどになりました。

DSC_1178_320.jpg

開催前からたくさんの人がつめかけました

 鎌倉市の松尾崇市長も顔を出され、「市民の健康づくりと商業や観光にも役立つ」と「歩き愛です(あるきめです)」を評価していました。

市長と3ショット.jpg

中央:松尾鎌倉市長 右:西村実行委員長 左:ソニア高橋社長

 ウォーキングはモデルコースを定めはしましたが、基本的にどこを歩いても構わないものです。
1万歩を超えてゴールに戻るともれなく参加賞、抽選でさらに特賞の血圧計以下、豪華な賞品を手にすることができます。専用歩数計は歩かない限り歩数がカウントされず、また午前0時に0歩にリセットされるもので、ゲームの公平性が保たれます。
スタート・ゴールになったソニア薬局ではすでに10月からお客さんに無料で貸し出しをして、毎日1万歩を提示に来ればスタンプカードに押印、30個たまればお買物券として使えるようにしています。
この日は1000円の保証金で誰でも貸し出してもらえ、ゴールのあと返金を受けられましたので、実質無料で楽しめ、しかも豪華な賞品をもらえると大好評でした。
今後も「歩き愛です(あるきめです)」が全国で開催されます。またソニア薬局では日常的にお客さんへの歩数計無料貸し出しをおこなっています。
終了後_トリミング_320.jpg

賞品をたくさんもらって喜ぶ家族連れ

地方企業支える若い力のアイデア

2016年12月12日

和歌山県のみなべ町は全国有数の梅の産地として知られる。

「このあたりは江戸時代、あまり米が育たず年貢を納めるのに大変困っていました。そこでやせ地や山の斜面に、生命力のある梅を植えたことがきっかけで梅栽培が始まりました。その後品種改良により「高田梅」が大量生産されるようになりました。これが「南高梅」の名のおこりです」

こう語るのは地元の梅メーカー「丸竹」の山縣和之さん。
山縣さんは31歳。家業を継ぐため2年前東京から戻った。

梅干しを漬物としてとらえると、消費は減少傾向だ。
しかしコンビニの菓子売り場を見れば、梅関連品が並んでいる。
若い和之さんはここに着目した。
「時代に合った新しい梅のニーズを探し出そうと考えたのです。「GS世代」はゴルフや登山、ウォーキングにマラソンと時間にゆとりがある分、仕事を持つ人以上にアウトドアライフを楽しんでいます。特に夏場の熱中症対策などに梅を活用できないかと考えました」(山縣さん)

知人を介してプロゴルファーに聞くと、熱中症対策で岩塩を持参している選手もいると教えてもらい、開発に弾みがついた。
「完熟した梅の実を粗塩で埋まるくらい覆い、2ヶ月程熟成させ、天日干しで3日間干します。その後真水に漬け脱塩、一粒一粒種を抜きまた天日干しを行って塩分調整をします。こうして出来上がったのがプラムチャージです」

昨年春に販売を開始、まずゴルフショップとゴルフ場から試験的に置いたところ評判は上々だという。

「専用のビニールパッケージを作り携帯に便利なように工夫しました。大会の景品などにまとめ買いも生まれています。梅干しのクエン酸で運動時に体内に蓄積される乳酸を分解、塩分で汗と共に流れ出してしまうミネラルの補給も可能で、健康商品として手ごたえを感じています」(山縣さん)

今後は、スポーツ用品店やドラッグストアなどへの販路開拓に努めたいとしている。
漬物売り場とも菓子とも違う、スポーツ時の健康商品として梅を売り込む。
若き後継者が親の世代へ販路を切り拓こうと奮闘している 。

これからの地元を支える力として和之さんへの地元の期待は熱い。


 

「食と健康セミナー」プレゼン参加 募集中

2016年12月 7日

2017年2月10日(金)に「食と健康セミナー」を開催します。

どなたでも参加できます。

ご希望の方はコンサルティング・エースまで御連絡ください。

食や美、健康にかかわる企業・自治体の新商品の発表を予定しています。

発表希望の締め切りは12月26日までです。

プレゼン申込用紙.pdf

講師紹介.pdf


応募される方は申込用紙に記入して事務局コンサルティング・エースへお申し込みください。

consulting-ace@akira-nishimura.co.jp

FAX.045-866-3272

 

地方の工場誘致は「食品」

2016年12月 5日

地方の中小製造企業をどう活性化させるか、今後の大きな課題です。

中小製造業を大きく類型してみると自動車・機械、家電・精密、繊維、食品に大別されると私は認識しています。

このうち自動車・機械、家電・精密は、上位メーカーの方針で海外移転などがきまりやすく、地方自治体が誘致に力を入れても、なかなか新しい工場を作るということを単独で決定するのは難しいと思います。

また繊維も海外との競争力などを考えると、今後新たな工場建設は国内では難しいでしょう。

私は今後全国各地で新たな工場を作る可能性があるのは、食品産業だと思います。

特に地元で収穫される一次産品を加工する食品工場は、その土地で原料を供給できる可能性が強いですし、地元のコンビニなどに納品するおにぎりなどの食材工場も現地密着で展開します。

今後日本国内での食の需要自体は伸びないと思いますが、一次産品を加工して輸出する食品の分野は大幅に伸びるはずです。

毎年日本を訪れる外国人が日本の料理や果物、酒などのおいしさを体感し、本国に帰った後もその味を買い求める可能性が強いからです。

日本を離れるギリギリまで日本の菓子を買い求める外国人。

確かに子供用の廉価な菓子でも日本のものは、バラエティに富んでいます。

これを輸出商品と考えれば、世界中にマーケットはあります。

この狭い島国だけを日本と思わずに、世界に日本の味を売るという発想で考えれば市場は無限大です。

これからの日本の輸出商品をトヨタやパナソニックのような大企業が作る工業製品に限定しないことです。

新潟の米菓メーカーの菓子も輸出する発想になれば、日本の中小企業が直接海外とつながります。

発想の転換が求められます。

1