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2017年1月のバックナンバー

大混乱必至

2017年1月30日

かつてフォード大統領が来日したとき、アメリカの三大自動車メーカーのトップが同行、日本にもっとアメリカ車を買えと強く要求しました。

それを受けて日本国内の販売チャンネルを増やしたり、キャンペーンを展開しましたがとうとうはかばかしい成果はでませんでした。

それはアメリカ車が日本人に魅力的ではなかったからです。

現にドイツ車は売れているではありませんか?

アメリカファーストを唱えるトランプ大統領はメキシコなどで自動車メーカーが生産することはけしからんと、自国の雇用を守ることを第一に主張していますが、次の段階ではアメリカ製品を買わない国はけしからんとなることが予想されます。

「アメリカ車を日本が買わないなら駐留軍は撤退する」といったわけのわからない交換条件が出てくることを覚悟しなければなりません。

レーガン政権の景気拡大策が双子の赤字を招き 、結果的にプラザ合意で日本とドイツが為替の変更でツケを回されました。

今回も似たようなことが起きる可能性大です。

トランプ景気なんて証券会社がはやしているだけ。

大変な大混乱が近づいてきました。


 

謙虚さを忘れたトップは必ず失脚する

2017年1月24日


「横綱の名を汚さないよう精進に努めます」
まもなく19年ぶりの日本人横綱が使者に対してこう語るはずだ。

日本で左右対立が激しかった頃、メーデーやデモ行進の動員数が必ず報道された。
主催者側発表20万人、警察発表2万人と報じられどちらが本当なのかと首を傾げたものである。
アメリカの大統領就任式に集まった人出をマスコミは虚偽に少なく報じた、と大統領府が怒っている。

そんなことでマスコミに噛みつくまえに、世界中で起きている反対デモの多さに対してなぜ謙虚になれないのかを悲しむ。
たくさんの人が集まるかではなく、「王さまは裸だ」と言う人に耳を傾けられるかが大切なのだ。

横綱というトップに立つには強さだけではなく、心技体が整っていることが求められる。

ビジネスの世界だけなら弱肉強食でやれたかもしれない。
勝った人は、お前は馬鹿だから負けたと蔑むこともあるのかもしれない。

しかし国のトップはビジネスマンではないのだ。
相手の立場を重んじる配慮がなければ国民を一つにはまとめられない。まして世界のトップは務まらない。
日頃さんざん他人を軽蔑しておいて、口先だけで融和を言っても誰も信用はしない。

しかしトップに立てばもっとも求められるのは相手を慮る謙虚さ、人間の大きさだろう。

横綱の尊敬は、相手を負かす力だけでは勝ち取れない。

 

受験シーズンとはいうものの・・・

2017年1月23日

18歳人口が100万人を割り、浪人生も減少、
大学のほうが受験生確保に追われるという環境の変化で、単願であれば面接だけでも合格が出る時代になりました。

昔はこの時期、いかにも受験生という人を電車などでも見かけましたが、最近は減りましたよね。

浪人生だったら10校くらいは受験したものですが、そういう人たちが減ったことで難関校でも昔と比べれば競争率は大幅に下がっています。
当然大学にしてみれば受験料収入も激減しています。

それほど苦労しなくても大学生にはなれる時代、だからこそ入るために全精力を注ぎこみ、入学したら勉強しなくなると言われた時代とは違う大学生活にしてほしいと思います。

確かに昔と比べれば今の大学生は授業の出席率もいいし、まじめです。
一方で4年間何をしたいかわからないまま、ぼんやり過ごしている人も少なくないような気がします。
高校までと何が違うのか、自分探しに戸惑っている学生が多いと思います。

正直物足りなさを、教える側としては感じてきました。

受験で苦労しなくなった分、思い切った挑戦をしてほしいと思うのは私だけでしょうか。

 

 

2月10日(金)食と健康セミナー 参加募集中

2017年1月20日

2017年2月10日(金)日本橋公会堂にて「食と健康セミナー」を開催いたします。

今回は広く一般(できればシニア女性)のご参加をお待ちしております。

ワコール人間科学研究所所長の基調講演のあと、15社の商品発表を行い希望者にサンプルをご提供します。

ご参加を希望される方は申込書にご記入いただき、FAXもしくはメールをお送り下さい。

 

申込書 食と健康セミナー20170116_2.pdf

 

大トラを憂う

2017年1月20日

フォード大統領が来日したときアメリカの三大自動車メーカーのトップが同行、日本にもっとアメリカ車を買えと強く要求しました。
それを受けて日本国内の販売チャンネルを増やしたりキャンペーンを展開しましたが、とうとうはかばかしい成果はでませんでした。
アメリカファーストを唱えるトランプ大統領はメキシコなどで自動車メーカーが生産することはけしからんと自国の雇用を守ることを第一に主張していますが、次の段階ではアメリカ製商品を買わない国はけしからんとなることが予想されます。
「アメリカ車を日本が買わないなら駐留軍は撤退する」のようなわけわからんちんの要求を突きつけてくる可能性を私は感じます。
レーガン政権の景気拡大策が双子の赤字を招き、そのあとプラザ合意の円高で日本とドイツはツケ払いをさせられたのです。

喚き散らす大トラ、リゾート開発でお世話になっているロシア以外の世界中を敵に回す。

この害虫をどう駆除するか。

ニューヨークタイムズは政権打倒のために設備投資を発表しました。
大トラ、大統領トランプとの戦いが始まります。


 

あと三年が見えてきた

2017年1月16日

来年2018年11月3日 明治150年記念式典
その翌月に天皇誕生日
9日後 新天皇即位
2019年から新元号
2020年に東京オリンピックを日本再生の出発に位置付ける

こんなシナリオです。
安倍さんだったら
さらにそこに憲法改正とか北方領土といった言葉もかすめているかもしれません。

私もあと三年のシナリオを書いてみたいと思います。

 

お年寄りの定義

2017年1月12日

日本老年学会と日本老年医学会は、現在は「65歳以上」とされる高齢者の定義を「75歳以上」に引き上げるべきだとする国への提言を発表しました。
心身が健康な高年齢者が増えたためで、65~74歳は「准高齢者」とし、社会の支え手として捉え直すべきだとしています。

サザエさんの波平さんは、風貌から見ると相当なお年寄りに見えますが、54歳という設定で、会社に通っていますね。この漫画が生まれたころは、54歳というのは定年直前だったわけです。

その後定年は60歳に延長されました。
私は今年60歳で、サラリーマンだったら定年、実際に同期入社の仲間は今次々に定年をむかえています。

もともと戦後55歳定年制がスタートした頃は平均年齢が57歳の時代で、だからこそ「終身雇用制」という言葉が使われました。
しかしいまや100歳まで生きる人が珍しくない時代です。
仮に60歳で定年を迎え65歳から年金支給を受ければ30年以上も年金をもらう人も出てくるわけです。
これでは誰が政治を担っても年金制度が崩壊することは目に見えています。

60歳で自分は年寄りと自覚している人はまず皆無、65歳でもまだまだ働けると思っている人は多いはず、高齢者の定義は75歳からというのは社会通念からして妥当だと思います。

働き方改革の中に定年制の廃止、年齢を経ても能力があれば正社員として勤め続けるという制度変更も入れるべきという議論が起きても不思議ではないと思います。

 

 

お先マッグロ

2017年1月11日

本当だったらもうなかったはずの築地市場の初競りがありました。

生鮮本マグロ1本の最高値は212キロの青森・大間産で、7420万円(1キロあたり35万円)だったそうです。

記録が残る1999年以降では、2013年の1億5540万円に次ぐ2番目の高値だそうです 。

ギョギョッとする値段!

といっても庶民には無縁ですが、近年は水産物の不漁で 鮮魚価格が全般に高止まりしていることのほうが切実です。

シケなどの一時的なものではなく、通年、しかも何年も高値が続いているというのはもっと構造的は要因がありそうです。

近隣諸国の需要増、潮流など自然条件の変化、漁民の減少、船舶の燃料代等の高騰などいくつもの理由が考えられます。

日本人の食生活に欠かせない水産物をどう確保してゆくか、長期的な視点で対策を考えてゆく必要があります。

獲る漁業から育てる漁業への転換は当然ですが、もっと地球視点で考えなければならないはず。

アフリカなど発展途上国の水産技術支援に力を入れ、輸入先を確保してゆくような努力を長期的な視点で進めてゆかなければなりません。


 

ハレを取り戻そう

2017年1月10日

正月の朝日新聞が三越伊勢丹が来年から三が日を休業にすることを検討していると報じていました。
これは大西 洋社長が同紙のインタビューで語ったそうです。

百貨店はバブル期までは三が日を休むところが大半でしたが、百貨店の売り上げがピークを打ったころから正月は2日から、会社によっては元日から営業するところも出てきました。
スーパーが元日営業が当たり前になり、ショッピングセンターでも2日から営業、百貨店もそれにならって2日が主流です。

また定休日が以前はありましたが、百貨店のほとんどは今は定休日もありません。

社長や店長が前年同月比で売り上げを伸ばそうと思えば、営業日を増やし、営業時間を延ばすのが手っ取り早い方法でした。
しかしそれは当然社員や取引先からの派遣社員などに負荷をかけることになります。

私は以前百貨店担当の記者でした。
元日から営業を開始することを決めた百貨店の社長に意見しました。
「百貨店はハレを売る店です。でもそこに勤めたら最後、社員自身が自分の家族とゆっくりハレの気分を味わえなくなります。それでお客さんにハレを売ることはできますか?日常品を売るのとは違う百貨店はハレを売る自覚を持つべきではありませんか。第一そんな職場に優秀な大学生は来なくなりますよ」

その社長は「百貨店は不況続きで一日でも営業日数がほしい。ましてライバル業態が元日から開けている以上やむを得ない」と言いました。
ちなみにその百貨店は数年で元日営業から撤退しています。
結局福袋以外に元日から売れるものはなく、大きな館全体から見ればガラガラの売り場が多かったようです。

いま日本は働き方改革が叫ばれています。
正月三が日を休むことで、社員たちに心の余裕を持たせたいと大西社長は言います。
大賛成です。
そしてこういうことはトップが決めなければ中間管理職が会議で決めても「お前のせいで売り上げが減った」という馬鹿な上司がいれば、潰えてしまいます。

今この国ではハレの日消費が消えつつあります。
所得の減少ももちろんありますが、日常とハレの日の差がなくなってきた生活習慣の変化も大きな原因でしょう。

百貨店はハレの日を売る産業です。
そのためには社員がハレの日の喜びを知らなければなりません。

是非業界の雄に先陣を切ってもらいたいと思います。

 


 

新元号いよいよ

2017年1月10日

産経新聞の特ダネがありました。
天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、
政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入ったというもので10日朝刊でした。
国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断したようです。
譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通しです。
譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進めるそうです。

これは複数の政府関係者が明らかにしたとして報道されました。

具体的には、平成31年元日、国事行為である「剣璽等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)を宮中で行い、官房長官が速やかに新元号を発表する方向で検討しているといいます。

私は今年のキーワードとして「こてさき改革ではだめ」と表現しました。
このうち「改」が改元でした。
新年早々さっそく、これを裏打ちするニュースが出てきました。

平成は三十年。
振り返りが一つのブームをつくり、また新しい元号のもとでむかえるオリンピックは新生ニッポンの象徴になるという予想は当たりそうですね。

 

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