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2017年6月28日

「GS世代」の昼食を狙え 

2017年6月26日

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バブル期を越える景気拡大

2017年6月23日

変わる食卓

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「GS世代」の昼食を狙え 

2017年6月28日

外食産業は結婚記念日や接待で利用するハレの日仕様から日常の食事利用まで様々だが、概してファストフード系はコンビニに食われて苦戦しがち。居酒屋系も不振というなかで比較的好調と注目されているのが「GS世代」向けの喫茶店のモーニングやランチ定食店だ。
名古屋からスタート、全国区となった「コメダ珈琲店」は、ビジネスマン利用もさることながら早朝散歩の際に毎日のように立ち寄る「GS世代」の御用達となっている。またロイヤルグループで業績好調の「てんや」も郊外の駅ビルなどに入る店を観察すると、初老の客が多いことに気が付く。
「「GS世代」になると夫婦二人だけの生活をしている家庭も多いから揚げ物などを作る頻度は落ちるが、決して嫌いなわけではない。そこで、天ぷら店に食べに行く、あるいは総菜コーナーで買ってくるなどしているという調査結果が出ています」
食卓調査を手がけるリサーチ・アンド・ディベロプメント(R&D)の堀好伸さんはこう語る。
定食屋を展開する「大戸屋」も「GS世代」顧客が多いが、こちらは塩分控えめ五穀米など健康に気を使った文言もメニューに目立つ。ハレの食事の回数は減っても せいぜい1000円前後で家では調理しづらいメニューが食べられるならば、それほどの贅沢でもない。
名古屋を中心にカレーうどん店を展開する「若鯱家」では、家庭で店の味が再現できるという冷凍カレーうどんセットを、「GS世代」向けカタログで限定販売しているが、これも好調だ。
「通販は年々二ケタ成長です。お湯を注ぐだけではなく一応鍋を用意して、内包されている具材に加えて卵や野菜などを載せて食べていただくとさらにおいしくなります。カップ麺の2倍くらいという価格帯を考えても「GS世代」の昼食に利用されていると考えられます。実際にある店の味が家でも再現できるという本格的嗜好が受けていると思います」
若鯱家の高橋雅大副社長はこう話す。
何よりリタイア後の夫の昼ご飯を準備することは主婦にとって頭痛の種、というところに「GS世代」向け需要の共通項がありそうだ。

 

2017年6月26日

毎年2月に行われる京都マラソン。
白熱したレースの陰で、実に120台ものAED(自動体外式除細動器)が、設置されていることはあまり知られていない。
「休憩ポイントはもちろん、AEDを背負った自転車部隊もレースを見守っていました。日頃元気な人でも生活習慣病などがあると突然心肺停止になる危険があります。そうした時には1分以内にAEDで救命活動を行う必要があり、固定場所だけでなく自転車部隊なども必要になります」
こう語るのは、オムロンヘルスケアAED営業部の神田直樹さんだ。
AEDは2004年厚生労働省による「非医療従事者である一般市民が救命の現場でAEDを使用することは医師法に違反しない」との通知が出されて以降、駅構内などで見かけるようになり、現在およそ52万台が街なかに設置されている。
「ただ、高齢社会ではご家庭などもっと身近なところに設置しておく必要があり、市場は限りなく広がるとみています」(神田さん)
オムロンヘルスケアでは、公共施設だけでなくドラッグストアなど身近なところにAEDを設置する営業政策を進める一方で、初めてAEDに接する人でも使いこなせるように講習会の開催に力を入れている。
またせっかく機器が設置されても実際に使えない状況が起こらないようにメンテナンスが欠かせない。
「内部に格納されている電池が切れていたり、体に付着させるパッドの使用期限が切れていると、せっかく機器が設置されていても役に立たないということもあり得ます。当社ではあらかじめメンテナンス契約を結ぶようにお薦めしています」(神田さん)
高齢社会はいつでもどこでも安心できる社会インフラの整備が欠かせない。
AEDもその一翼を担う大切な機器として認知され始めている。
「公共機関などでの設置が進んできたとはいえ、人口密度が低いところや心肺停止が起きやすいお年寄りがいるご家庭などではまだまだ設置が進んでいません。低価格化、コンパクト化、軽量化で設置場所を大幅に増やしていきたいと思います」神田さんはこう力を込めた。

 

 

 

バブル期を越える景気拡大

2017年6月26日

どれほどの方が実感しているかはともかく、安倍政権発足以来の「景気拡大」は記録的なんだそうです。

ではなぜ多くの人がそれを実感できないのか。

それは成長分野が極めて限られているからだと思います。

クルマメーカーは輸出や海外販売で伸びているけれど国内自動車販売は伸びていないし、台数以上に軽自動車の割合が多く、利益率は大型車が売れた時代とは比較になりません。クルマディーラーも大変です。

また軽とハイブリッドカーしか売れていないならばガソリンスタンド経営も苦しいはず。

家電も大型新商品不在、海外メーカーの商品が売れ筋では家電量販店以上に国内家電メーカーは悲惨です。

人口減少で住宅販売もパッとせず、高齢社会は胃袋も縮小します。

なにより人口減以上に年金を主たる収入にしている家計がすでに全世帯の3割くらいになっています。

また消費の多くは大企業である大型店が吸い上げ、一般零細小売りではますます買わなくなっています。

地方の疲弊都市では、いい悪いは別にして断腸の思いで誘致した原発の停止も周辺で働く人が多い「産業」だっただけに大きな痛手のようです。

こう考えると、経済基盤がバブル時代とは大きく変わっていると言わざるを得ません。

打開策はアジアを日本の市場と見立て、観光で日本の商品の良さを実感した人たちが本国に帰ってからも愛用してもらうことです。

本来は日本人向けだった商品の市場を一気にアジア全域あるいは世界中へと広げてゆくしかないと思います。

そんな発想転換が求められています。

 

変わる食卓

2017年6月23日

「GS世代研究会」では「食と健康の分科会」で、「60代の食卓」をテーマに議論を重ねている。そこで気が付くことは、経済的なゆとり以上に時間的なゆとりが現役時代と大きく異なるということだ。
世話役の「リサーチ&ディベロプメント(R&D)」のモニター調査からは、
「この世代のおよそ4割が食事とともにお酒を楽しむ。この数は全世代で最高」
「アジ、サンマ、エノキなど"旬"の食材を好んで調理する傾向が強い」
「玄米、雑穀米入りごはんは「GS世代」が一番多く食べている。健康やバランスを意識した食生活に最も関心がある世代」
「調理について"時間がない"という回答が最も少ない」
こうした傾向が鮮明になっている。
これについて、小林久美子取締役は、
「手を抜くより手間を掛けたがる。食材選びから調理、そして食べるまでを楽しむ傾向が強い」と分析する。
そして調理する主婦のモチベーションに大きく関わるのが、一緒に夕食を食べることが多くなった夫との関係だ。
「おいしいね、と一言言ってくれるとすごく嬉しい」といった声が寄せられる。
R&Dではモニターの「GS世代」主婦たちを集めて「iDOBATA」というネーミングのざっくばらんなグループインタビューを定期的に行い、企業の商品開発の参考にしてもらっている。
「モニターの人たちは、一般に恵まれた生活をしている方だと思いますが、それでも価格に対してかなり厳しい感覚を持っていると感じます。豪華な海外旅行を楽しむ反面、日常生活は決して贅沢三昧ではありません。蓄えはあるとはいえ年金暮らし、ハレの日とケの日のけじめをつけています」(小林取締役)

小林さんはグループインタビューの会話から「「GS世代」は年寄り扱いされることを好まない」と感じるそうだ。
「孫と食事をするのは好きだけれど小学生と食事する敬老イベントへの参加は勘弁、という話に皆さんうなずいています」

シニア向け商品がヒットしないのは、作っている人が若すぎるからという指摘を「GS世代研究会」内部で耳にする。
市場に耳を傾ける努力がさらに求められる。

田舎暮らし提案

2017年6月21日

大手住宅メーカーが全国の風光明媚な地に展開する別荘分譲地で、別荘としてあるいは田舎暮らしを考える人たちを対象にした分譲のためのフェアがこのほど開催された。会場には自治体関係者もかけつけ定住誘致を呼びかけた。
集まった人たちは「GS世代」がほとんどだが、男性が一人で来ている人も多く、そんな人ほど熱心に担当者に質問していた。
定年後地方定住を夫が考えても、妻の方は「いやよ、なんで今更知らない人ばかりの所へ行かなければならないの」ということになりがち。だからこうしたフェアや定住セミナーには夫婦ペアで来る人ほど実現可能性が高いと、以前北海道の高橋はるみ知事が話していた。
ただ「田舎暮らし」は「GS世代」攻略のキーワードであることは間違いない。
首都圏の新聞でよく目にする「田舎暮らし」と大書きした不動産広告。
この広告は、東京の不動産会社が、茨城県鹿嶋市の新築や中古住宅、土地などを販売する際に、「田舎暮らし」を一つのキャッチフレーズに統一コンセプトとしている。中古で1000万円以内、新築で2000万円以内がほとんど、都内のマンションと比べればかなり安い。
実際現地に行ってきた。
茨城県鹿嶋市は、都心から東関東自動車道に入りクルマで2時間ほど。
ある一画ではなく、鹿嶋市内各地の新築、中古住宅と空き地を販売しており、農地に隣接しているところもあれば、周りに住宅が立ち並んでいるところと様々だ。
海にも近く、自然も豊かだが、この地で仕事を得たいと思っても難しいだろうし、東京からそう遠くはないと言いながら、やはり通勤は難しい。
リタイアした人が、自然と触れ合いながらゴルフや家庭菜園などで余生を過ごすというロケーションであると納得した。
チラシに掲載されている購入者の感想はみなリタイア組。
チラシ掲載を了承するくらいだから、好意的なのは言うまでもないが、もしここが本当の「ど田舎」であれば、これから身体が不自由になるかもしれない年齢に近くなって、あえて住みたいと思ったかは疑問だと思う。
「そこそこの田舎であることに安心して移住した」というのが正直なところではないだろうか。
 

秋以降「歩き愛です(あるきめです)」ご企画はお早めに

2017年6月19日

「歩き愛です(あるきめです)」は本年前半が終わり、9月以降秋冬の準備に入ります。

準備はおよそ3か月かかります。

そこで、秋以降に「歩き愛です(あるきめです)」実施を考えている自治体・企業は、事務局 コンサルティング・エースに御連絡ください。

「GS世代研究会」企業から広く協賛を集めますが、何回にも分けてお願いするのはご迷惑なので、開催予定を一覧にします。

お早めに御連絡ください。

2017年6月19日

愛好家から「伝説のチーズケーキ」と呼ばれているチーズケーキがある。
百貨店などで販売しているわけでもないし、大きな看板を掲げた店舗もなければホームページすらない。ところが、芸能人がテレビや雑誌で手土産に愛用しているなどと紹介してから、何とか手に入れたいという人たちが必死で探して注文する、という商品だ。
その経営者に会った。
場所は東京の郊外の住宅地ということだけしか書かないという約束だ。
「自分の家の厨房で焼いていて大きな工場と言うわけではありません」
主人であり、実際にチーズケーキを作る職人でもある小林京子さんはそう語る。

小林さんは62歳、東京渋谷区の出身。もともと輸入インテリアショップに勤めていたころにチーズケーキとの出会いがあった。
「銀行の待合室に料理レシピのパンフレットが置いてありました。何気なく持ち帰り作ったパイナップル入りチーズケーキがとてもおいしく、以来この濃厚な味のお菓子の虜になりました。お友達にプレゼントしたら喜んでくれて、それが嬉しくてとうとう本業にしてしまいました」

趣味を本業にしたわけだ。
「GS世代」がビジネス起業する大きな動機に、この「趣味を仕事へ」というパターンがある。
インテリアショップ時代のお客さんだったお茶の師匠、踊りの師匠たちが次々においしさを語り、口コミで広がる。
「何しろつくるのは私一人だけ、店員も弟子もいません。だから商売として大きくはできません。それなのに全国からどこで知ったのかご注文をいただいて年末などは数週間待ちをご勘弁いただいています」
3種類のチーズと4種類の卵の配分が企業秘密だという。
試食させてもらう。
口の中に広がる濃厚な味わい、たしかによそでは味わった経験がない。
珈琲はもちろん、ワインなどにも合う。実際たった一軒だけ数量限定で置かせてもらっている店はなんと酒販店なのだ。
「たしかに、コストは大変です。でも私にとってチーズケーキは人生そのもの。味を理解してくださる方にわかっていただければ幸せです」
趣味を生きがいにする。
「GS世代」の取り組みである。

かき氷を千円で売る発想

2017年6月19日

イオン名誉会長の岡田卓也さんに以前こんな質問をしたことがあります。
「全国どこに行っても旧来商店街から、近くに大型店ができちゃってねえという嘆き節を聞きます」
その大型店の大部分はイオンのショッピングセンターですから、そのトップに私はかなり失礼な物言いをしたのかもしれません。

それに対して岡田さんはこう返事をしました。
「西村さんね、地方の商店街で生き残っている店はやはりありますよ。それはね和菓子屋さんです。自家製造で季節の素材を取り入れた和菓子はちゃんと固定客がいるんですよ。全国に菓子を売る大手メーカーの商品なら仕入れ力で我々が強いかもしれませんが、少しだけおいしいものをつくり地域密着で勝負すれば勝てるんですよ」

なるほど、と思いました。
特にこの時期、和菓子屋さんで出しているかき氷は、原価から考えれば信じられない1000円くらいの値段で、氷あずきや抹茶氷などが売られています。

すべての商売が同じ理屈が通るかどうかはともかく、大手にはない勝負の仕方を考えなければ生き残れないのも事実。
お宅のかき氷のアイデアが問われています。

 

2017年6月15日

高度成長期に大きく発展した日本のカラオケ産業。
若いころからマイクをもって歌うことに慣れ親しんできた「GS世代」に健康維持のために音楽に触れ合う機会を提供しようという動きが広がっている。
第一興商が呼びかけて設立された「日本音楽健康協会」には、NTTやメガバンク、セコムなど多くの企業が名前を連ねている。
「高齢者の介護予防と生活機能改善に、うたと音楽のもつ力を利用することを学術的に研究し、それをひろく展開させて社会貢献することが目的です」
代表理事の林三郎 第一興商社長はこう語る。

「幸せは、歩いてこない、だから歩いてゆくんだね♪」
舞台上の音楽健康指導士の萩本尚美さんの指導に合わせて集まった人たちが手足を動かす。
モニターにはカラオケ機械をベースに開発したエルダーシステムによる音楽体操の模範演技が映し出されている。
熊本県天草市で病院や老人施設を運営する永寿会。日頃からこのシステムを利用するお年寄りは多いが、この日は音楽指導士の「直接指導」とあってたくさんの人が参加、熱心に体を動かした。
「音楽に合わせて楽しく身体を動かすことで無理なく運動ができます。反応がよくなり認知症予防にも効果があることが大学との共同研究で立証されています」(萩本さん)
日本音楽健康協会では萩本さんのような音楽健康指導士の資格制度を作り養成講座を開設している。
「音楽健康指導士の制度は始まって一年、全国に430名の資格取得者がいます。この人たちは自治体などと連携し地域のお年寄りが集まる福祉センターなどのプログラム作成と指導で活躍しています。今後ますます需要は膨らむでしょう」
林代表理事はこう力を込める。
天草で音楽体操に取り組む人たちが、笑顔で楽しそうに体を動かしているのが印象的だった。
介護予防やリハビリというと、「お年寄りが必死に取り組む悲壮感」をなんとなく連想しがち、楽しく歌って踊るという明るさこそ長続きの秘訣だと感じる。

2017年6月13日

「ロコモティブシンドローム」という言葉をご存じだろうか。
「加齢により骨や関節、筋肉などの運動機能が低下することです。平均寿命は世界最高水準の日本ですが、男女とも元気に普通の生活ができるという健康寿命はそれよりもおよそ10年短いのが現実です。それを伸ばすことで医療費を抑え、何より少しでも長くシニアライフを楽しんでいただきたいと思います」
こう語るのはカインドウェア・ヘルスケア事業部の粕淵博さんだ。
カインドウェアはもともと略礼服やタキシードで知られるフォーマルウェアのメーカーだが、ステッキやシルバーカーなどの介護用品市場にも進出、売り上げを伸ばしてきた。近年はそれに加えて介護をする側の人が将来に備えて自らの四肢の衰えを防ぎたいと思うときに必要な商品も販売している。
その代表例がノルディック・ウォークで同社ではポールの販売はもとより正しい歩き方の講習なども行っている。
「ロコモティブシンドローム予防は大きなテーマ、対象は4700万人とも言われています。ヒザ腰が痛くなり、お医者さんに行くと『健康のために歩きなさい』と言われる。そんな方でも始める事ができるのが、ノルディック•ウォークです」(粕淵さん)
粕淵さん自身、全日本ノルディック・ウォーク連盟の公認指導員資格を取得して全国の商業施設などでデモンストレーションを行うなど普及の先頭に立つ。
「発祥はクロスカントリースキーですが、今ではリハビリテーションの現場でも使われるようになりました。両手に持ったポールを前足のように使い4足歩行をするため、身体の90パーセントを活用する全身運動になり、両足にかかる負担を軽減するので体感的には楽に感じますが、逆に消費カロリーは1、2割増えるうえ、姿勢も良くなり、歩幅も大きくなります」(粕淵さん)

私も粕淵さんの指導でやってみたが、なるほど歩きやすい。
ノルディック講習会を始めた自治体も多い。
「ロコモティブシンドローム対策」は成長市場になりつつある。

 

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