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ファッションより睡眠

2018年2月 2日

衣料品がとにかく売れない。
景気がいいと言いながら個人消費が伸びない最大の理由は、コートやスーツなど重衣料が売れないため、そこに利益の源泉がある百貨店などが不振であることだ。
外国人観光客はブランドバッグや化粧品は買っても衣料品は買わない。
 若い層はもちろんだが、最近は中高年も衣料品を買わなくなった。
かつては独身貴族と言われたシングルも衣料品購入を落としている。
 
「家具では応接セット(ソファ含む)と照明器具が4倍前後の伸びである。ベッドは5・69倍。毛布は1・87倍。男女ヤング、男性ミドルと同じようなインテリア充実志向が見えると同時に、寝ることに対するこだわりの強さが垣間見える。
 婦人用洋服は0・76倍であり、スカートは0・43倍である。その他の品目もすべて減少している。婦人用下着類は0・79倍。このようにバブル世代を含む現在の女性ミドルシングルは服を買わなくなった。彼女たちもファッションよりインテリアなのであり、疲れをとるために、部屋やベッドや毛布にお金をつぎ込むのだ」

               『中高年シングルが日本を動かす』三浦 展著(朝日新書)より
 
これは今までのモノサシでは景気を判断しづらくなっていることの一つの証拠だと思わざるを得ない。