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緊張感や切迫感がないのは幸せ?

2016年2月22日

2月の東京に全国から受験生が集まって来ていたのはいつ頃までだったでしょうか。
大学受験生が慣れない東京で右往左往するという風景、最近は見かけなくなりました。

18才人口が減り、浪人が減り、大学のほうが学生の確保に追われだし、通年でオープンキャンパスをやり、AO入試などと称して推薦や面接だけで事実上合格を早めにだすから2月前に勝負がついているという人が多くなりました。
またここにきて人手不足が深刻で新卒採用も比較的順調、アルバイトさえ引く手あまたのようです。

進学や就職の苦労がないという社会は悪いはずがありません。
ただ、一方で今の若者を見ていると緊張感がないというか、真剣に考えなくてもなんとなくレールが敷かれているという安直さを感じるのは私だけでしょうか。

いざ勝負!
などと気負わなくてもやっていかれてしまいます。
うらやましいと思う反面、精神を鍛える場がないのでは、ひとたび難局を迎えたときにそこに立ち向かう気力があるのか、と思ってしまいます。

大きなお世話なのかもしれません。
ただ私自身は、大学受験にしても就職試験にしてもなんとか狭き門に入ろうと努力したあの時代は、今懐かしく思い返されるし、その後の人生の糧になったと思っています。

きみまろは言います。
「安心してください、今の若者が社会の第一線に出るころ、あなたは重たい石の下でながーい冬眠生活に入っていますから」

「GS世代」の新しいトレンドか?

2016年2月15日

幕張で行われたキャンピングカーのショー、大変な賑わいでした。
まず会場に犬を連れてきている人が多いこと、ペットとの旅行に対する潜在需要の大きさを感じました。
そもそもキャンピングカーというネーミングが大変な誤解を生んでいると思います。
多くの人は、テントで寝たり、飯盒炊さんをイメージしているのではないでしょうか。
クルマに中で2~4人は寝られ、キッチンに場合によってはトイレやシャワーまでついた車まであります。
発電機があり、エアコンにテレビに電子レンジ、コンセントも備わっています。
そのうえ近年はサービスエリアや道の駅あるいは大型温浴施設の駐車場などでも寝泊りができるので食事に風呂、トイレなどに困ることもほとんどないようです。
リタイア族はもちろんのこと、週末一人で出かけたいお父さんが軽自動車を改造したキャンピングカーをレンタルするという需要もあるそうです。

新しいライフスタイル提案を感じました。


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もう一度言います 今年は大変な年

2016年2月 8日

1月4日に去年はナギ状態の日本の政治経済も今年は大変な年と、この欄で書きました。
ひと月がたち早くもその兆候はあちこちに出ています。

ただ、こんなものではありません。
あと11か月、日本丸の舵取りは大変なものとなるはずです。

ポイントはアメリカもロシアも原油価格が上がってほしいと腹のなかで切望していることにあります。
かつて戦争に導いた日本の財閥をメジャーに置き換えてみてください。
彼らが原油価格を上げるために何をしたいか考えればいかに危険か、今の原油安はたちまち反転する可能性があります。
安くなっても高くなっても日本にとってアゲンストの風です。

中庸はないと覚悟すべきです。

 

記憶にない

2016年2月 1日

何をしたのか忘れ
何をするのかも忘れ
街で挨拶されて、それに挨拶を返して、はて、あの人誰だったかしら

中高年のみなさん!
お互い困ったものです

こう、綾小路きみまろさんは嘆きます。

もしどんな場合でも変な金などまったくもらった経験がなければ
そんなこと1度もありませんと全否定できますから、記憶があいまいなどと言う必要はないでしょう。
なまじ過去にもらったことがあるから
このケースはどうだったか、と考えなければなりません。

あまりにお粗末!
こんな人が、大切な大切な交渉事をして、あとでどんな内容だったか忘れましたなんて言い出したら・・・・。

そんな大切なこと忘れるようなら、

お金のことだけでなく、中高年特有の症状かも、と別の身体検査も必要ですよね

きみまろさん

恵方巻き なんで?

2016年1月25日

大阪の海苔屋さんが海苔の振興のために洒落で始めた恵方巻きがいまや国民的行事になりました。
去年食べて幸せが訪れましたか?
ご利益なかったと販売者が訴訟沙汰になったり不当表示で営業停止にもなりません。

おみくじがあたらなかったと責任を問われる神社もないでしょう。
江戸時代、富くじを販売したり興業相撲や歌舞伎を行ったのも神社仏閣、七福神参りも日本の創作です。

そういう意味で縁起物というのは実に素晴らしいマーケティングです。
今年の漢字というのもすごいアイデアで、発表の場所をわざわざ清水寺にしているのもセンスです。

大切なことは
無から有をつくりだしたこと。

憂き世だからこそ
夢を求める発想が求められます。

コタツが売れないのは暖冬のせいか?

2016年1月18日

畳の部屋でコタツで正月を迎えた方がどのくらいいたでしょうか?
旧来のコタツは近年人気が低迷、それはけっして暖冬のせいではありません。

畳に座る生活が縁遠くなったと考えるべきでしょう。
最近は椅子に座りながら入れるコタツも売られているようです。

同様に
和食の料亭や日本旅館が苦手というお年よりも増えています。
座布団に座るのが足が痛くてつらいという人や、ベッドになれているので布団で寝るのが慣れていないという人も多くなりました。

畳の上で死にたいというお年寄り、最近はお目にかかりません。

消費者の変化にもっと敏感にならなければ 売れるものも売れないと思います。

風雲急を告げる日本経済

2016年1月 8日

昨年末原油価格下落で大変だなどと言っていたマスコミ各社は年明け早々から一転、イランとサウジアラビアの断交により原油供給に不安といい始めました。

昨年末発売された経済雑誌のどこにもそんな予測はありません。

私は原発は嫌いです。しかしほとんどを火力に頼る日本の電力構造を考えれば、国際リスクヘッジのためにいまはまだ原発を手放せないと思っていますし、為政者の国民に対する責任だと考えます。

今回のイランとサウジアラビアに加えて、「イスラム国」がタンカー攻撃を仕掛けてくる危険もかなりあり、これまで原発なしでやってこられたことが先まで続けられるという保証にはならないと思います。

さらに北朝鮮の核実験も続きました。
今年は戦争がはじまる、だから平時を前提にした経済予測は意味がない、という私の昨年末以来の予言がだんだん現実のものになりつつあります。

もう一つの悪い予感があります。

私はこれを昨年2015年のキーワードで予想しましたが幸い国内では発生しませんでした。

しかし昨年2015年世界的にはむしろ前年以上に様々な疫病がアフリカなどで流行しています。
日本で広まらなかったのは幸運に過ぎません。

もう一度2014年末に発表した2015年はこうなるキーワードと昨年末に発表した2016年はこうなるキーワードをお読みください。

2015年キーワード 2015keyword.pdf

2016年キーワード 2016keyword.pdf

新しい年は大変な年

2016年1月 4日

今年は戦争があるからそれを前提に経済成長はこうなる、などと新年予測できる人はいません。
天変地異しかりです。
そんな大異変があれば予測なんて不可能と皆が思うかもしれないから、予測が外れたことも免責になるのかもしれません。
となれば、予測ってなんでしょうか?
過去の経験則の延長だけを前提に「当たった外れた」なんて意味がありますか?

私は今年ヨーロッパ、アフリカ、中近東をまきこんだ戦争が始まると見ています。
ペルシャ湾のタンカーが狙われたり、油田への自爆テロにより原油価格が高騰したりして供給不安が起これば日本は大打撃をうける可能性があると思います。

平時を前提に原油安を予測する人が多い中にあって、私は「イスラム国」は原油輸送ルートに手を出してくるとみており、そんな予測はできません。

「イスラム国」との戦争はこれまでの私たちの想像を超えた戦いが予想されます。
ニューヨークや東京の地下鉄が戦場となった時、平時の経済活動は止まります。
外国からのインバウンド需要を計算できるでしょうか?
貿易と人との国際交流は第二次世界大戦当時の比ではありません。
それらを敵の標的からすべて守ることは不可能です。
やる気さえあればテロはどこでも起こせます。

残念ながら個人や一企業のレベルでそれへの対策をとることは不可能です。
しかし、何が起きても不思議ではないという心構えは持っておかなければなりません。

その警戒心が日本ではまだまだ薄いと感じます。
戦争リスクを国家や企業経営、そして個人でも考える時期が来ているのではないでしょうか。

新年最初のこの原稿が杞憂に終わることを祈るばかりです。


 

2016年キーワード 

2015年12月21日

「七転び、八据えおき(ななころび や すえおき)にならないとも限らない2016年」
 
2016年はひょっとしたら日本発の世界経済混乱が起こるかもしれない。
安倍政権の最大の生存意義は憲法改正だ。
祖父、岸信介以来の憲法改正の悲願を達成する絶好のチャンス到来と考えている。
準備不足の野党に奇襲攻撃をかけて衆議院で3分の2の多数を勝ち取った。
次の参議院選挙でも、まだ野党は体制ができていないから勝てる、と政権は考えていることは間違いない。
2017年4月の10%消費税引き上げ後は不利だし、過去の経験則からダブル選挙は自民有利と考えているから、来年7月の衆参ダブル選挙を睨んで政治日程は組まれてゆく。
 
これを実現するためには、強硬に軽減税率導入を主張している公明党の要求を飲まなければ選挙協力は得られない。
しかし軽減税率はどこで線を引くかが難しい。
食品すべて軽減税率を適用すれば税収入が落ち込むし、奢侈品と必需品の差をつけようにも同じスーパーの店の中で共存する以上現実にはまず無理だ。
税制大綱でとりあえずこれに関して決着したが、準備段階の混乱はこれからだ。
 
また宅配新聞は軽減税率とすべき、と主張する大手新聞はそれと見返りに政権支持を鮮明にしてきた。これが実現しないと反旗を翻す報道姿勢をとることが予想される。 
これは誰が政権を担っても簡単に行く問題ではない。
 
したがって来年前半はだめな、何も決められない政府の報道が多くなるはずだ。準備の煩雑さが政治不満につながる。
 
そうした中で選挙を迎える。
ところで来年は18歳選挙権引き下げで初めて国政選挙に向かう若者が200万人以上いる。
これまで選挙権拡大の例を見ると、新有権者の投票率は高くなる傾向にある。
各学校では選挙教育に力が入っている。
この人たちの投票行動を政権は計算に入れていない。
 
私は野党のていたらくをなめて、衆参ダブル選挙で一気に3分の2獲得という胸算用が大きく崩れ、逆に与党が大敗北を喫する可能性はかなりあるとみる。
油断大敵ということだ。
予想外の与党大敗は、株価下落、為替不安、そして当然のように思われていた10%消費税引き上げシナリオにまで影響を与え、国の格付けも下がるかもしれない。今の野党に政権担当能力があるとは思えず、与党も野党もだめ、日本発の経済混乱の悪夢がよぎる。
 
7月に転び、8%で据え置き。
これが現実になりそうだ。
「七転び八据え置き」が視野に入る2016年。
緊張の一年を迎える。
 
 
というわけで
楽観できない2016年。
自分の守りは自分でと言い聞かせたいものです。
 

12月14日に想う

2015年12月14日

テロリストが自分たちの思いを遂げるために民家に押し入り主人の首を刎ねた。
どんなに彼らの理屈にはかなっていてもそれは許されることではない。
 
「イスラム国」の話、ではありません。
赤穂浪士の話です。
許されないはずの話が400年もこの国では美談として語り継がれています。
 
 
どんなに理不尽な人殺しでも屁理屈は立つということでしょうか。
所詮一部の無法者の仕業とテロを考えがちですが、そこから戦争が起こる例を歴史は教えてくれます。
 
 
もはや第三次世界大戦は始まっている。
そう考えるとこれまでの経験則の延長で来年の経済予測をしている。
シンクタンクのサラリーマンエコノミストたちの仕事が空虚に見えてきます。
70年もの間、戦争に巻き込まれませんでした。
それを当然のことと考えていませんか。
70年前までは、日本は10年とおかず戦争を繰り返してきた国なんです。
 
来年は相当に危ない年になります。
 


 

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