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5分あったら何をしますか?

2017年10月 2日

Jアラートの不気味なサイレンが鳴り響いて、ミサイル到達までの間に何をしますか?

地震予知のチャイムや大津波警報が出たら、何をしますか?

私たちの社会では、数分あるいは数秒のうちにどう対応するかが大きなテーマになっています。
メールやLINEの時代になって、ビジネスからデートの約束まで瞬時に交わせるようになりました。
何しろ大統領が、側近や議会になんの根回しもなしにツイッターでベッドの中やゴルフをしながら政策を打ち出す時代です。
今後リニアができれば、もっと日常活動のスピードは加速されるでしょう。

そんな時代にどう対応してゆくか。
私は24時間という皆に与えられた平等な時間という資源の密度を上げてゆくしかないと思っています。

たとえばアポイントとアポイントの間に5分の時間が空いたとします。
駅から自宅まで歩く時間が5分とします。
ベッドに入ってから寝付くまでの5分、トイレの中の5分・・・・。
あなたはその5分の過ごし方を、最低3通りは決めていますよね?

歩きながら電信柱と電信柱の時間距離はだいたい1分10秒。
当然この間にすることを決めていますね。

まさか決めていない人などいるわけないだろうと、思って話していますが・・・。

大切なことは訓練ではないでしょうか。
環境に馴らすことこそ大切だと思います。

 

「トイザらス」破綻

2017年9月25日

アメリカの玩具カテゴリーキラー 「トイザらス」が破綻した。

かつて日本上陸で大騒ぎとなった専門ディスカウンターの撤退に時代の変遷を思わざるを得ない。

カテゴリーキラーとはある分野においてライバルを殺してしまうくらいの品揃えと価格競争力をもったビジネスのことを呼んだ。

「トイザらス」はその象徴的な存在だった。

いまアメリカでは家電、家庭用品に衣料品、スポーツ用品、書籍とさまざまな分野のカテゴリーキラーが崩壊している。

彼らを殺したのは同業他社ではない。アマゾンに代表されるネット通販だ。

百貨店など既存ビジネスを駆逐したカテゴリーキラーが、いままた新しい勢力の前に駆逐されようとしている。

その結果、こうした専門店をたくさんテナントとして包含していたショッピングセンターも空き店舗に悩み、衰退の危機に瀕している。

日本でも対岸の火事ではない。

多くの小売業が店舗の家賃負担に耐えられず、また人手不足によって店舗閉鎖を余儀なくされている。

ネットは限りなく低コストで、商圏を考えずに集客可能で、立地条件に左右されるリアル店舗の弊害を克服できる。

この時代を乗り切るのは容易ではない。

画一的でない個性的な商品をどう訴求させるか、ブランドとしての権威をどう保つか。

リアル店舗だからこそ具現化できた戦略をどう守るか。

悩みは深い。

同時にまた、大きな流れは30年周期。

カテゴリーキラーの時代もほぼ30年だった。

衣料品をもっと売らなきゃ

2017年9月15日

百貨店や総合スーパーの業績不振の最大の理由は利益率の高い衣料品の売れ行き不振です。

これまで伸びてきたショッピングセンターも、今後はテナントの多くを占める衣料品店の退店で苦戦が予想されます。

なぜ衣料品が売れないのか?

お金がないから服が買えないというのとは少し違う気がします。

まず消費者の多数を占めるシニア層は、コートやスーツなど重衣料を新たに購入する必要がない、というのが最大の理由でしょう。

シニア層が多い百貨店友の会では、積み立てたお金があるのに高額衣料品を買わないで埋蔵金になってしまっているというのはこれを裏付けていると思います。

また若い層もかつてのようにブランド品の服を買いたいと思っている人は少ないように見えます。

カジュアル志向というか、身の丈以上のお洒落にお金をつぎ込むという発想が薄れているのかもしれません。

いくつかの服を着まわすお洒落術、と言った雑誌の特集はよく売れています。

バブルを知らない子供たちがキャリア層になり、ファストファッションで育った若者たちは高価な衣料品を大切に着こなすよりは衣料品を消費する発想で、せいぜい2~3年着れば十分、という感覚なのかもしれません。

また衣料品でもファストファッション系ならば店舗よりネットショップのほうに購入は流れがちです。

少子化でもベビー服や子供服なら祖父母の財布も期待できるということで、ここだけは例外的に市場活況のようですが、それ以外は総じて不調。

この傾向は、おそらく続くでしょう。

不況ではなく、これが今後は当たりまえと思うべきです。

ならば、デザイン力を磨き、海外に市場を求めるなど、大きく舵を切る決断が必要だと思います。

日本の小売りが大きな曲がり角に立っていることの象徴が衣料品市場に端的に表れていると思います。

消費市場に赤信号が点滅しています。

 

秋冷え 早し 

2017年9月11日

この夏から秋にかけて
果物の味ひどいですね。
日照不足に加えて、地中の水分が多いため甘味がのりません。
レジャー施設の天候不順による入客激減、さらには夏物家電に衣料、食品の不振とこれら指標が発表になる今月末から来月にかけての日本経済の落ち込みを予想してみてください。

野菜や秋刀魚、秋鮭などの高騰もあり、これからも不安材料だらけ。

経済の冷え込みは気象以上に深刻と感じています。

 

リスクの経済学

2017年9月 4日

大曲の花火にひょっとしたら行かれないかと、検討していました。

私は都合で断念しましたが、前日会場の雄物川河川敷が水に浸かりながらも決行できて、まずはめでたしでした。

40年ぶりに隅田川の花火大会には行きましたが、激しい雨でこれでは無理と帰ってきたら、実施したそうですね。

現場はとても楽しめるようなコンディションではなかったですけど。

多摩川花火大会は雷雨で中止、逃げ惑う見物客の中には怪我人も出ました。

屋外の行事にはリスクが伴います。

もし雄物川の洪水が1日遅れていたら、と思うと危機一髪だったと思います。

年に一回だけの行事、

花火師のスケジュールや宿の予約、旅行会社のパック、 屋台の仕込みなどを考えると、順延はなくやるかやらないかの二者択一を迫られます 。

台風や落雷のシーズンでもあり、関係者にしてみればまさに神頼みだと思います。

とくに今年のような天候不順の年はさぞや神経をすり減らしたことでしょう。

お天気に左右されこの夏の観光産業は大打撃、秋に発表される景気指標は落ち込んでいると予想されます。

これだけ不順な天気が続くと、もはや不順という言葉では片づけられません。

リスクを計算に入れるビジネス発想を、今一度練り直す必要がありそうです。

 

無法者は、いつもいる

2017年8月28日

「イスラム国」のテロ、北朝鮮のミサイル。
なんとわけのわからんことをするんだ、と世界は思います。
ただ、歴史をひもとけば、
勢力拡大期のローマ帝国、ゲルマン民族大移動、モンゴルの拡大、秀吉の朝鮮出兵、インカ帝国やインドなどへ攻め込む植民地政策、ナポレオンにヒットラーに旧日本軍・・・

被征服側から見れば、侵略側はいつも無法者なのです。
人類の歴史は無法者の理不尽な侵略の歴史、と言っても過言ではありません。

無法者と対峙するには、周囲が団結するしかありません。
裏から無法者に通じて武器などを援助する国や勢力があると、解決は長引きます。

無法者を孤立させ自滅させる、内部崩壊を待つ。
妙案は他にはないと思います。

ミサイルや核の技術、石油や食料、資金などをひそかに渡すような国や勢力がないように監視する。
戦えば大きな犠牲が出る以上、兵糧攻めにするというのは兵法の常道でしょう。


 

盆休みが終わり

2017年8月21日

盆休みが終わり、今週から平常の暮らしに戻るという方も多いと思います。
梅雨明け前の晴天とうって変わり、夏に入ってずっと曇りで雨も続き、たまに晴れたら猛暑、基本的には日照不足、という何とも締まらない夏が過ぎようとしています。

戦後72年。

戦争を知る世代が少なくなる中で、「日本とアメリカが戦争した?うっそー」という若者が当たりまえになり、原爆が投下された日付と都市名も知らないという世代が増えてゆく現実の中で、一人の若者が国家を牛耳り、戦争ごっこを仕掛けようとする前代未聞の事態に直面しています。
すでに国家指導者になって5年近く、どこの国の首脳とも話したことさえなく、人民の幸福などよりひたすらちやほやしてくれる側近としか接しない、異常な指導者の登場を人類は想定していませんでした。

マスコミは願望も含めて「常識ではありえない」と言います。
そして万が一外れると想定外というのかもしれません。

違います。
常識が通用しない人なのです。
常識が通用しない小僧が、凶器をもって暴れまわっている、それを深謀遠慮巡らす大人が遠巻きに見ているという図式。

人質は地球なのです。
話して分かる相手ではない。

これは人類最大の危機、解決のためには相当大きな代償を伴うことを覚悟しなければならない。
時々刻々カウントダウンの時は迫ります。

戦後72年。

38度線というあいまいな線引きでツケのツケ回しをしてきた世界に、新たな戦前が始まっていると思います。

あと一年

2017年8月 7日

現在の衆議院議員の任期は来年末までです。

ただ来年末は明治150年関連行事と天皇退位、新元号制定、新天皇即位がありギリギリは難しい。

農村政党自民党はこれまで稲刈りシーズンの選挙は避けてきた・・・・。

こう考えると遅くとも来年夏には解散総選挙があると考えるべきです。

あと一年。
改造内閣で失地回復をはかりながら安倍さんはどう戦略を練るか。

年内に民進党の選挙準備が整わないうちに、また噂される小池新党ができる前に解散に打ってでるという案と、次回総選挙では自民党は数を減らす可能性大だから現状の衆参三分の二以上の改憲勢力をなるべく温存し、この一年以内に憲法改正を発議し国民投票と総選挙を同日にやってしまうという捨て身の作戦にでるかという案です。

安倍さんはなぜ一度失脚しながら返り咲いたのか。

それは祖父以来悲願の憲法改正をやるためと言われています。

まさに命がけで残る在任期間を過ごすとしたら・・・・・。

いずれにしても、これから一年が日本の岐路です。

 

今こそ次の戦略を

2017年7月31日

平成の時代は30年で幕を閉じようとしています。

サラリーマンのほとんどが平成入社、つまり社会人になったバブル経済を知らない人たちということになります。

日経平均株価が最高値を記録したのが昭和の終わりでしたから、株価でみるかぎり、日本経済は基本的に昭和後期に上昇した分平成で下降して元に戻ったような状況です。

そして平成の次の世も日本経済は今のままでは、更に深い谷に落ち込む一方だと思わざるを得ません。

人口減少がその根本にありますが、それ以上に消費人口の減少のほうがより深刻です。

すでに主たる収入が年金という世帯が3割くらいいます。

この人たちは一方で1800兆円という個人資産の大半を持ちながら、主たる収入が年金なので、日々の生活はきわめて質素に年金収入の範囲内で暮らそうとします。

また家を出歩くことも少なくなるので衣料品などへの支出も減ります。

個人消費が頭打ちで、景気対策も届きにくい話が続いていくわけですから、経済の拡大は望めません。

これを解決しない限り、日本の経済成長には限界があるのです。

これに対応するには、日本商品を外国人に買ってもらうしかありません。

明治以来、日本は海外への輸出でこれを実現してきました。

古くは繊維製品、その後鉄鋼や造船、あるいは自動車や家電と商品こそ変われど基本的図式には大きな変化はありませんでした。

今後はまず日本に多くの外国人に来てもらい、日本人の暮らしを知ってもらうことで、 本来は日本人のために作った商品の良さを認識してもらい、本国に帰ってからも取り寄せてもらうことです。

アジアはもちろん世界中に日本文化を広める。

日本商品のファンを作ることこそ生きる道です。

そうなると欧米追随商品ではなく、日本独自の文化に根付く商品こそアイデンティティを発揮できることになります。

重厚長大型よりも地方の特産物的なものにこそ日本らしさは感じられるはず。

これまでの産業構造を見直し、発想の転換が必要です。

オリンピックをそのきっかけにしなければいけないと思います。

ジャポニズムの花開く

2017年7月24日

中国で日本車が爆発的に売れているのは観光で日本に出掛けた人が日本車の優秀さに触れて買う気になったからだ、という分析を新聞で読みました。

クルマに限らず温水便座にビジネスホテル、日本製の陶磁器あるいは菓子や調味料に至るまで、日本旅行を機会に本国に戻ってからも愛好してもらえば日本市場は世界に拡大してゆくことになり、閉塞を打破して新たな日本の経済成長が始まるはず、というのが私のオリンピック以後の日本発展のシナリオです。

先日北海道を旅しましたが、レンタカーを借りる外国人が増えたことがローカルニュースで取り上げられていました。

こういうチャンスから日本車愛好者が増えるのはありがたいですが、このニュースでは日本の交通法規にまったく無知で事故も多いことを問題にしていました。

さもありなん、

オリンピックに向けて克復しなければいけない課題はたくさんあります。

 

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