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不況?

2016年10月11日

全国でまた百貨店の閉店が相次いでいる。

イオンもヨーカ堂もスーパーの不振が深刻だ。

だから消費不況なのか?

それなら回復する見込みはあるのか?

百貨店やスーパーが時代遅れになっただけではないのか?

ネットなどの通販で消費者が商品を購入するようになり、店を構えるという高コストが成り立たなくなっているのも事実だが、それ以上に買う必要がない買うものがないと言うほうがより実態に近いのだと感じる。

これまでの資本主義は需要がない時は喚起せよという方法論を展開してきた。

例えば減税すれば、モノを買うということだ。

しかし高齢者中心の消費者は、はたして予想通りの動きをするだろうか?

モノが買いたいけれど金が足りないという消費者を前提にした経済はすでに過去のものではないか?

年金が足りなくて3食を2食にしている人は減税や生活保護費の増額で3食食べられるようになる。

これは福祉の仕事としては大切だがそれで経済が浮揚するとは思えない。

いくら需要を喚起すると言っても、車の購入や家の新築につながるようなことは免許を返上したり軽自動車しか必要ない、あるいはレンタカーで十分、親の家が相続できる、そもそも非正規でローンなど無理と言う人たちに対しては無力ではないだろか?

老大国ニッポンの経済を、日銀のマイナス金利政策が救うとは到底思えない。

不況ではない 

これが普況だ、と思うところから初めて活路が拓けるはずだ。

 

 

いよいよ始まる壮大な実験

2016年10月 3日

2年前「GS世代研究会」に所属する自治体の市長に東京に集まってもらい、歩数計を住民に配り、健康推進に役立てることはできないか、そこに地元商業への優待を付与し、全国で共通のイベントができないか、そうすれば健康と地域活性、観光が産まれるではないか・・・
こんな議論を始めました。

歩数計を税金で配るなんて、よほどの金持ちの自治体しかできないよ。
だいたい税金で買うとなれば、自治体ごとの入札で選ばれる歩数計が異なり、全国の統一性が保てないじゃないか・・・。
こんな堂々巡りが繰り返されました。

それならばある日の「歩き愛です(あるきめです)」イベントの参加証として、統一歩数計を購入してもらい、それを高価だと思われないようにたくさんの賞品を用意する。
翌日以降歩数計提示で地元の店を回遊してもらえば、 散歩による商店街活性化にもつながる・・・。
こうして「歩き愛です(あるきめです)」はスタートしました。

昨年5月の宇部市を皮切りに、この秋だけで20か所近い「歩き愛です(あるきめです)」イベントが全国で開催されます。
http://arukimedesu.jp/

さらに、イベントではなく日常活動として「歩き愛です(あるきめです)」歩数計を無償貸与できないかというプロジエクトが10月1日、鎌倉の調剤薬局からスタートしました。

他の調剤、老人施設、温浴施設などでも準備でき次第、順次展開が始まります。

「GS世代研究会」会員を中心に調剤薬局、老人施設、温浴施設でカタログを置きたい企業、商品を販売したい企業をそれぞれ募り、カタログ設置代、商品展示代を集めて基金を作り、当該施設店舗に歩数計費用を提供するのです。

利用者は無料で歩数計を使いスタンプをためると商品購入割引などが受けられます。

企業は商品販路拡大、施設店舗は顧客の固定化と魅力つくり、そして何より利用者は歩数計を無料でもらい健康増進の習慣作り、まさに三方よしの妙案です。

しかも当該施設店舗を絡めた「歩き愛です(あるきめです)」イベントも行うために 地域全体に「歩き愛です(あるきめです)」を広めていきます。

今後、設置は来春までに30か所を目指しています。

さらにここから100店200店と規模拡大していきたいと思います。

税金を使わず、健康推進と、地域商業活性化、さらには「歩き愛です(あるきめです)」イベントを渡り歩く観光推進まで、夢を現実に変える挑戦もいよいよ形になってきました。

新プロ野球元年

2016年9月26日

オリンピックも終わり、プロ野球がスポーツに話題の中心にまた帰ってきました。
たまたま二日続きで札幌と福岡を回りましたが、日本ハムとソフトバンクのファンは燃えていました。
今年はセリーグは広島の25年ぶりの優勝に沸きました。
また、ただ一つクライマックスシリーズに出場したことがなかった横浜DeNAベイスターズが3位に入り出場が決まるなど話題が豊富です。

この4チームの共通点は地元に熱狂的なファンがたくさんいることで知られますし、近年球団がファンサービスに熱心であることも共通しています。
いわば古い体質の老舗に対して新興球団が新しいマーケティング戦略を採用した結果が好調に結びついているのではないかと思うのです。

プロ野球のテレビ中継が減って人気凋落と言うのは関東の話。
北海道や九州では地元チームの試合は、まずテレビ中継されますし、視聴率も概して高いそうです。

突き詰めて言えば、老舗巨人の人気凋落であり、新聞社の販促経費で運営する球団経営という旧来手法の破たんであり、巨人戦におんぶに抱っこというなれ合いではやっていけないことに気が付いた球団が先手を売っていると言うことです。
そして、他のチームの人気選手を連れてくるようなアイデンティティに乏しいチームではファンは離れてゆくということだと思います。

そういう意味で、プロ野球が健全な次の発展をめざす元年と今年は記憶されるかもしれないと思います。

 

来年の手帳買いました

2016年9月20日

毎年9月は来年の手帳を買ってくる時期です。
これから年末までの3ヶ月、白いキャンバスに絵筆を振るうように来年の計画を立てるのが楽しみです。
以前は仕事のスケジュールをどう組み込むかが最大のテーマでしたが、いまは違います。
どこに遊びに行くかを計画的に入れてゆくのです。
夏の旅行から始まり、祭りや花見、紅葉の時期の見物計画を入れていきます。

適当に仕事をしながらどう人生を楽しむか、
だから楽しみと言えるのかも知れません。

それにしても一年たつのが早いこと。
一日一日の大切さを思い知らされます。

手帳の見開き1ぺージにまず書く目標は、
「1年健康に過ごすこと」
当たり前のことが難しい年齢になってきました。

 

 


 

リスクヘッジとは?

2016年9月12日

札幌出張でローカルニュースを見ましたが、ほとんどが水害関連でした。
今年ほど北海道に台風が襲来した年は経験がないと地元の人たちもおどろきを隠せないようでした。
温暖化の影響なのかエルニーニョなのか
台風の進路も最近は定石どおりではありません。
梅雨がないはずの北海道でも雨季があるようです。
エアコンは不要と言われた北海道でも設置家庭が増えています。

コメにジャガイモ、タマネギと日本の穀倉地帯の影響は深刻です。
実際スーパーの青果売り場では生育不良が目立ちます。

地震や噴火とともに風水害から国民を守ることは国家の役目に基本です。
同時に私たちも自衛しなければなりません。

それはリスクヘッジと保険につきます。
本社の分散といったこともそうでしょうし、そもそも危険に近づかないようにしなければなりません。
ある漬物メーカーは気候変動に備えて原料調達先を世界に分散しているそうです。

真田家を守るために、息子二人が関が原の両軍につく。
まさにこれこそ、重要な視点かもしれません。

 

まだまだ続くぬかるみぞ

2016年9月 5日

臨海副都心で開催予定だった都市博を推進していた鈴木俊一都知事は、反対を訴えた青島幸男氏に敗れ都市博は中止になりました。

時はバブル崩壊と重なり、臨海副都心はペンペン草が生えると言われました。

しかし皮肉なことにペンペン草の空き地があったからこそ、このエリアはオリンピックの施設用地としてクローズアップされました。

そして築地に代わる新市場も豊洲へという流れになりました。

時代は巡り、オリンピックフラッグを降って颯爽と登場した小池知事の事実上の初仕事が豊洲市場開場延期でした。

すでに建物もでき築地市場閉鎖を前提にオリンピックに関わる道路建設も急がねばなりません。

選択の余地はあまりないなかで、週刊誌などで豊洲決定の疑惑も問題視されており小池知事も避けては通れないいきなりの大勝負に直面しています。

あの埋め立てエリアは、歴代の知事の足を邪魔するぬかるみのようです。

深みにはまるか、無事渡り切れるか。

知事の座の地固めがかかっています。

 


 

夏の終わりに

2016年8月29日

五月の連休明けから夏休みまでの本年第二クールに今年の十大ニュースのほとんどが入り、しかも今後10年にかかわることばかりという予想は当たってしまいました。
熊本地震の影響による経済低迷、
消費税10%延期とダブル選挙回避、
オバマ広島訪問、
伊勢志摩サミット、
トルコ、バングラ、ニースなどテロ震撼、
イギリスEU離脱、
舛添問題から小池新都知事へ
参院選、
トランプ候補決定、
生前退位、
リオ五輪・・・

こんな具合でした。
さあ今年最後の第三クールは今秋からクリスマスまでの次の100日です。
私の予想では、概して大変な100日の後はあっという間に終わるとみています。
政治も経済も凪状態となり、天変地異でもない限り、秋は早いと思います。

そうなれば関心は早新年、
2017年以降への戦略を練る100日となるでしょう。

オリンピックまで4年
カウントダウンの中で 
日本は、わが社は、そしてわが人生はどうなるのか。
秋の夜長に戦略設計を練り上げられるかが次につながると思います。

 

老舗復活

2016年8月22日

オリンピックも閉会しました。

今回は柔道の復活が大きな話題になりましたね。

野球がオリンピックでようやく復活するくらいなのに、柔道がずっとオリンピック種目であり続けているのも世界中に柔道の愛好者がいることを示しています。

競技人口は日本よりフランスが上だそうです。

日本が地盤沈下したというより、世界が柔道に取り組んでいるのだから他の国が勝っても当然とも言えるわけです。

そこで井上康生監督がお家芸復活に取り組んだことは、世界の格闘技の技を積極的に取り入れた稽古をしたり筋肉鍛錬に力を入れたことでした。

つまり日本柔道の殻を破り新しい空気を入れたわけです。

日本のお家芸だった家電産業はいまや押される一方、シャープが外資の傘下に入ったことは象徴的です。

技術力がある日本は勝って当然という慢心もあったのかもしれません。

あるいはいまはまだ世界レベルで戦っている自動車産業だって、いつまでも勝ち続けられる保証はありません。

つねに世界の状況に目を配り新しい空気を入れていくか、老舗ののれんを守るということは古きを知りいかに新しきを融合させるかと言うことにあります。

ブランド復活は守りではなく攻めてこそ成し遂げられます。


 

いい加減にしろ!

2016年8月 8日

悪質です 。
たとえば井上さんと仕事のメールを交わしタイトルに井上様と送信したとします。
すると、数時間後 「井上です 先ほどの書類添付します」とタイトルに書いた返信がきます。
これが偽物メールで添付をあけるとウィルスなのです。
でも思わず開けますよね。ご丁寧にタイトルに「RE」と返信マークまでつけてきます。

他にも

「お疲れ様です 庶務からの連絡です」

「人事から怪文書の真偽確認です」

「たいへんです。あなたの問題写真がネットに流出しています」

など仕事メールに紛れてつい開けてしまいそうなメールが毎日のように来るのです。

それにしても「井上です」の類いのメールは、本文はともかくタイトルは誰かに読まれているような気がします。

こんなことしてなんになるのでしょうか?

こんなことする人のメリットって何ですか?

ネット社会の怖さを毎日感じています。

 

老人の幸せ

2016年8月 1日

『下流老人と幸福老人』三浦 展 著(光文社新書)を読みました。

金融資産別に幸福度を見ると、「とても幸せである」という人は5000万円以上で13%だが、残りの資産階層でも5~8%くらいで、あまり差がない。(本書で言う金融資産は預貯金と有価証券評価額の合計であり、既婚者は夫婦合計の額である)。

そして「幸せである」は2000万円以上の階層では67%前後であり、500万円未満の階層で6割を切り、200万円未満では49%であり、金融資産の多い少ないによる幸福度の差はたしかにある。
だが、見方を変えれば、200万円未満しか資産がなくても半数以上(「とても幸せである」を含む)のシニアは幸せなのだ。

しかも、資産200万円未満で「幸せではない」人は15%だけであり、31%の人は「どちらともいえない」と回答している。
資産と幸福度には相関があるものの、資産が少ないことが決定的に不幸と結びついてはいないのである。


幸せかどうかは一律ではありません。

人それぞれによって価値観が違います。

お金はないよりはあったほうがいいでしょう。

貧乏こそ幸せの条件という人はいないはずです。

ただお金では幸福は買えないこともまた事実。

ひとえに人生の充実度ということに行き着きます。

豊かな人生について考える。

還暦の誕生日が近い私自らに課題です。

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